評価:4/5点
夜に通りかかってもパン屋をやっている様子など全く窺えないが、昼間にはどう見てもパン屋兼カフェになってる。その不思議な店が比羅夫十字路にある阿武茶だ。
どうしてかというと昼と夜では同じ店を使って別の経営が行われているようで、昼間に夜の予約をしようとしてもできないらしい。バンコクのタクシーみたいなものか。
入口を入って左奥にカウンターがあり、そこと反対側の壁沿いに置いてあるパンを自分で取ってレジに持って行くシステム。サンドイッチ類は別途レジで注文する。今回はBLTC(ベーコン、レタス、トマト、チーズ)サンド、スモークチキンのパン、洋梨と桃のパイ、クリームチーズとクランベリーのパンを選んだ。飲み物はカフェオレとカフェラテ。
BLTCはレタスがたっぷりで口に入らないぐらい。パンは店内で売っている十五穀パンを使用。ちゃんと作っているという感じでけっこううまい。
コーヒーもまともだ。
スモークチキンのパン、洋梨と桃のパイ、クリームチーズとクランベリーのパン
ほかのパンたちもなかなかのもので、都会に出しても通用するだけの水準だ。朝7時からやっているので例えば朝焼きたてのパンを買いに行くということもできるわけで、そんなことができるところは日本にそう多くはない。惜しむらくはお値段がちょっと高めだということで、オーストラリアに合わせた価格設定をしているのではないか、というのがkameの推測。
食べている間にスキーを中断してお昼を食べに来たオージーたちが大勢店に入ってきた。シャトルの停留所からすぐだし、彼らにとって安心できる店なのだろう。でもそれだけではなくて味の方も確かなので、流行るのも納得だ。
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