Long Island:Shelter Island など

6連休の4日目と5日目はロングアイランドにキャンプに行くことに。これはもともと 3連休に天気がよければと考えていたことだ。ちなみに、連休の 3日目はキャンプの用意や買い出し、家の中の雑務をして過ごした。

LIRR の切符(Woodside - Greenport) LIRR の切符(Woodside - Greenport)

Grand Central Terminal から出る Metro-North は最近ではすっかりおなじみだが、今回は Pen Station が始発の Long Island Rail Road を利用。最寄りの駅(Queens の Woodside 駅)まで自転車で走って行くことに。

Woodside 駅 Woodside 駅のホーム

Woodside 駅に来たのは初めて。思ったよりも近く、自転車で30分ほどで着いた。

LIRR 車内 LIRR 車内

3連休なので混んでいる。始発の Pen Station から乗り込んだ人の自転車もあったけど、ちゃんと置く場所が確保できてよかった。

Greenport 駅 Greenport 駅

途中で一度乗り換えて目的地&終点の Greenport 駅に到着。乗り換えるときに、チャリダーが大勢いるのにびっくり。

Greenport 駅 Greenport 駅

名前通り駅の先にはフェリー乗り場が。町の方まで少し走って行ってみたら、避暑地の賑わい。

駅前のデリ 駅前のデリ

さっさと昼食を食べてフェリーで移動したかったので、駅前のデリで軽く食べることに。

ローストビーフのラップ ローストビーフのラップ

エビのラップを注文したのに、なんでローストビーフ。肉を半量、野菜倍量にしてもらいたい。

フィッシュ&チップス フィッシュ&チップス

駅前の安食堂らしいできばえ。

North Ferry North Ferry

North Ferry に乗り込んで Shelter Island へ移動。連休なのでフェリーもピストン輸送で大繁盛。今回は炊事道具はなしのキャンプで荷物が少なめ。

 Ferry からみた Greenport Ferry から見た Greenport

Shelter Island ではカヤック。2 時間レンタルして、自分たちの好きなところへ。ちょうど手伝いのおじさんらしき人しかいなくて、マップは貸してくれないし、足を置く位置の調整もなし、なんら指示なし。こんなんでいいの?て感じ。広い湾の中にいる分には概ね安全だが。

カヤック@Taylor's Island カヤック@Taylor's Island

途中で Taylor's Island に上陸して休憩。この島は潮が引くと砂州で自然保護区 Mashomack Preserve とつながる。

Taylor's Island Taylor's Island

かつては Taylorさんが住んでいたらしい。今は建物の横のお墓で永遠の眠りにつている。嵐の日は怖いだろうな。今は建物の中には入れないけれど、敷地内は自由に入ってよくなっている。

ハドソン川の水よりだいぶきれい。塩水なのも懐かしい。風が気持ちよく最高のカヤック日和で楽しくてたまらない。湾でボートの波が来る以外は穏やかなところ。一週間ぐらいのんびりと夏の休暇を過ごしにきても良さそう。

カヤックの後は、来たときとは反対側にある South Ferry で Sag Harbor に渡る。町まで走るとバカンスに来ているらしき人たちが大勢いるのに、ビールを一杯のんでくつろぐようなところがない。コーヒーやジュース、アイスクリームはあるけれど。ヨーロッパだったら、一杯できる店が何軒もテーブルや椅子を道にだしているのに。やっぱりアメリカって変。

ビールはあきらめて、kame のチェックしておいてくれたイタリア系デリ Espresso で夕食のサンドイッチを仕入れて、今夜宿泊予定の Cedar Point County Park 内にあるキャンプ場へと向かう。

鹿に遭遇 鹿に遭遇

途中、「鹿注意」の道路標識は目にしていたけれど、本当に遭遇。

「お腹すいてきた」と言いながら、キャンプ場に到着して受付に行くと「予約は?今日はもういっぱいだから、予約がないと駄目」とアメリカ人らしいフレンドリーさゼロで冷たく言ってくれる。小さなテントひとつだけだから、ほんのわずかのスペースでいいからと言ってもとりあってくれない。受付小屋の横にだって広ーいスペースが余っているのに、アメリカ人と我々ではキャンプの概念が違うようだ(日本のキャンプもあまりよろしくない方向に進んでいるけど)。

すぐに、作戦会議。kame が iPhone に仕込んできた資料を見ると、今から駅に向かえば NY 行きの電車に余裕で間に合うことが判明。余裕があると言っても初めての土地だし、lulun が心配性でもあるので、とにかくEast Hampton 駅に休憩を取らずに急ぐ。町まで来たら、Greenport よりもさらに軽井沢的なのであっけにとられる。まず、駅まで行って時刻表を確認したら、kame の調べ通り 20時少し前に East Hampton 駅を出る電車がある。時間まで一時間以上あるので、スーパで飲み物を調達することに。

ビールは 6本パックでしか買えないということが判明。パックがバラけていたりするのでバラ売りしているのだとばかり思たが、それは万引き犯の仕業だとか。そのかわりスーパーの隣のピザ屋で1本単位でビールを売ってくれることを教えてくれる。スーパーでセルフのレジを利用したとき lulun がお釣りの小銭だけ取って紙幣をとり忘れていたら、店の外まで追いかけてきてくれた。親切。

スーパーでお手洗いを借りて、飲み物も調達したので、駅に戻りベンチで夕食とする。

夕食 夕食

アメリカは外であからさまにアルコールを飲んだら駄目だという妙な国なのでビールをタオルに包んで飲む(通常は紙袋に入れて飲む)。なんだか、やましいことをしているような気分になってしまう。

East Hampton 駅 East Hampton 駅

電車の出る 1時間前からすでにぽろぽろ待っている人がいた。3連休の初日だというのに NY に帰る人がいっぱい。Jamaica で乗り換えて Woodside 駅に着いたのは 23時。家に帰ってシャワーを浴びてすぐに就寝。くじけないタイプなので「明日はどこに行こうか」と言いながら。。。