Flushing: 西安名吃

評価:4/5点4 stars

Flushingの中華街に、難波あたりにありそうな雑然とした食堂街が入っているビルがある。屋台街を収容したとも形容できるが、どちらかというとやっぱりミナミの食堂街かな。

Flushing: 西安名吃西安名吃

その中にある西安名吃は、以前来た時にクミンラムバーガーを食べて気に入った店だ。クミンがよく効いて、羊肉の臭さもなくスパイシーでうまい。こりゃええわ、とまたいつか食べてやろうと思っていた。

西安名吃のクミンラムバーガークミンラムバーガー

遅めの昼食の後のちょっと早めの夕食なので、軽く麺類でもいこうと思いながら壁の写真入りメニューを一通り眺める。

imgp0880壁のメニュー

わりと似たようなものが多いが、中でも看板メニューらしき涼皮と羊肉麺を選択。店頭にひときわ大きな写真で紹介されている。

F50DSCF4398 店頭の写真

涼皮は上海で食べた涼粉の兄弟分らしいが、ここのは辛くていかにも西方の食べ物という雰囲気がある。味付けはラー油が主体のようだが、唐辛子以外にもいろいろな辛み成分があって麺は厚くて幅広、やや透き通っていて葛餅のようでもあるが、しっかりコシがあって独特だ。この麺気に入ったぞ。

西安名吃の涼皮涼皮

羊肉麺の方は小麦粉のようだが、さらに幅広でスジェビのような麺だ。これもけっこうもちもちしてよろしい。肉はバーガーに入っていたのと同じでクミンの香りが著しい。やっぱり臭みがなくてぴりりと辛くてスパイスの香りが豊かだ。うまい。これまた気に入ったぞ。

西安名吃の羊肉麺羊肉麺

やっぱりここはうまかった、と納得。ほかの料理はさほどバリエーション豊かには見えないので奥行きはあまりないかもしれないが、それはそれでよろしい。また食べてやろう。


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