栗の甘露煮

一年ぶりに栗の甘露煮を作った。栗好きの lulun は毎年何キロも買ってきて甘露煮を作ったり、栗ごはんを炊いたりしていたのだが、さすがに昨年の 10月は神戸から NY へという大きな引越があったので栗どころではなかった。

栗の甘露煮 栗の甘露煮

チェルシーにあるアパート暮らしをしていた昨年の10月は、近くのオーガニックなスーパーで小振りの栗を売っているのを目にしていた。だが、現在の住まいであるグリーンポイント界隈のスーパーや八百屋ではいつまでたっても現れない。韓国系の人のやっている八百屋でも扱ってくれない。やはりエリア的に需要が少ないということか。

そこで、中華街に行ってみると大きめの栗が売っていた。見つからなかったらチェルシーで小振りなのを買ってこようと思っていたが、日本で買っていたのと同じぐらいの大きさのものがあって助かった。小さな栗だと皮を剥くのが手間が増えるから。すでに、いろいろと買い物していたので、もうあまり荷物を持てないため 2ポンド(900グラムぐらい)だけ買って帰ることに。

買ってきた栗 買ってきた栗

栗をむいている間に、栗関連の記憶がよみがえって、栗ごはんも食べたいな、お肉にも合うしといろんなことを思い出した。また中華街まで買いに行かなければ。なくなる前に行くことができれば良いのだが。

今回は少量だということもあり、保存性はあまり追求しなくても良いので心持ち砂糖を控えめで作ってみた。それでも、十分甘く懐かしい味を楽しむことができた。これで、栗アイスや栗入りのチェなど栗を使ったデザートが作れる。ちなみに、砂糖の70% をきび糖、30% をライトブラウンシュガーにしたので、仕上がりが茶色っぽくている。

栗のことをあれこれ考えていると、ビゴの三宮店に置いてあるマロンというパンを思い出して食べたくなってしまった。一度、芦屋の本店と心斎橋にしか置いていないという、同名だけど別物のマロンを食べたことがあるけれど、やはり三宮のマロンがダントツで美味しいと思う。

ビゴのパン ビゴのパン

左下のが三宮店のマロン。思わず昔の画像を探してしまった。近いうちに lulun なりに再生して作ってみよう!