評価：3/5点

Coyoacanの市場は職場のVのオススメスポットに入っていた。もともと行くつもりだったが、Vのご推奨なら外すわけにはいかない。食事にも良いと言う。「何を食べればいいかな？」「トスタダ」。この一言で決まりだ。

Coyoacan市場内にあるTostadas Coyoacan

そのTostadas Coyoacanは噂通り、市場の中央区画をどかんと占領している。おそらくは一区画からスタートしたのが徐々に隣接する区画を吸収して拡大していったのだろう。立ち退きに応じない頑固者がいるらしく、飛び地になっているところもあったりして色々と駆け引きも行われているようだ。

Tostadas Coyoacan

カウンターの上には具が各種山盛りになっている。どれもうまそうだが、Condesaでタコを食べたので今度はCevicheにすることにした。

Tostadas Coyoacanのメニュー

出てきたトスタダはCondesaで食べたものと当然似ている。トマトとレタスが載っていてその分アボガドが少ないのが目立った違いか。食べてみるとぱりぱりのトスタダに味の良いcevicheでなかなかうまい。だが、普通にうまいだけ。Condesaの屋台のように、口の中で色々な味や香りのハーモニーが奏でられるという感じがしないのだ。場所柄かちょっと値段が高めなのも減点対象。まあ火曜日以外にも食べられるというのは良いのだが、ここまでこなくてもうまいトスタダがあってもいいはずだ。

Cevicheのtostada

喉が乾いたので通路の反対側から寄ってきたおっちゃんにGuanabanaのaguaを注文。カスタードアップルは好物なので一度は飲んでやろうと思っていたものだ。ちょっと甘いが確かにあのカスタードアップルの味がしてうまい。でもこれはlicuadoにしたらさらにおいしいのでは。

Guanabanaのagua fresca

決して悪くはないが、わざわざCoyoacanまで出かけて行く価値はない。Coyoacanに行ったついでに立ち寄るなら良いが、Coyoacan自体それほどのところでもないし、ここの市場の業者は写真を禁止したりして傲慢なので、食べるなら他所を当たった方が良さそうだ。金持ちの街なのでうまい店はありそうだが。