Astoria: Brasillianville Café

評価:3/5点3 stars

Malaguetaに次いでアストリアで2軒目のブラジル料理屋はBrasillianville Café。当初予定していた店が怪しげな自称日本料理屋に変わっていたので急遽登場願った。お目当てはもちろんシュラスコ。最近アメリカの牛肉に凝っているlulunとkameだ。

Astoria: Brasillianville CaféAstoria: Brasillianville Café

猛暑の中を自転車で34st Aveを東に進み、44th Stまで行くと右側に見える。幸い営業中。ドアのスケジュールを見ると昼から毎日やっているようだ。

店の中は二人用のテーブルが多く、トレーを持ってきて一人で座って食べている人が多い。この気楽さはlulunのお昼にも使えそうだ。週末だけどそれなりに客は入っているし、持ち帰りする人もけっこういる。

店の奥にビュッフェがあり、厨房の窓口からシュラスコを頼むという方式だ。量り売りで、シュラスコをもらうか土曜日のみのFeijoadaを加えると1ドルアップになる。

Astoria: Brasillianville Caféビュッフェ

ビュッフェには肉、豆、野菜、魚、ご飯などが選り取り見取り。ビュッフェだけでも肉類がけっこう豊富なので、焼き物にこだわらなければこっちだけでもかなり楽しめる。

Astoria: Brasillianville Café: シュラスコロースターシュラスコロースター

ロースターの中には串刺しになった肉が各種。全然分からないので適当に少しずつちょうだい、と頼むと牛肉を2種類と豚肉のソーセージをくれた。

P1010476.JPG シュラスコとサラダ

予想通りうまい。肉は直火でシンプルに焼くのが一番。lulunはあまり期待していなかったようだが、これでどうやらファンになったようだ。サラダはお付き合い程度に取ったのだが、思いのほか緑色の葉っぱがけっこううまい。ホウレン草のようだが違う。歯ごたえのあるワイルドライスが入ったサラダもよろしい。

P1010477.JPG ビュッフェからの皿

lulunがビュッフェでゲットしてきたのはローストポークのようなもの2種、白身魚のフィレを丸めてココナツミルクで煮たもの、バナナの煮物、ハム、ご飯、Feijoada。面白いことに上に置いてある方の肉は臭みがあるとlulunは嫌がったが、kameは「そう?」と全く感じず問題なし。ラムの臭みには敏感なkameだから、これは羊ではないということか。これ以外はどれもなかなかおいしい。Feijoadaは黒豆と燻製した肉を煮込む料理らしいが、豚のしっぽが入っていてこれがコラーゲンたっぷりのぷりぷりかつとろとろでなかなか良い。

喉が乾いたのでコロナを2本飲んで二人で20ドルちょっと。職場の近くにあったら通うんだけどな。

アストリアにはこの手のブラジル料理屋がけっこうあるので、今後の開拓が楽しみだ。回転が早い昼時に行くのがベストらしいが、kameの職場からは遠いので一部はlulunに任せるとするか。ブラジルといえば西半球では数少ないSIMロックのかかっていないiPhoneが買える国なので、もうすぐAT&Tの契約が切れるkameとしては気になる理由がまた一つ増えた。


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