Telluride 7日目

7月18日(日)避暑休暇終わり、ニューヨークへ

ついに、最終日。快適なテルライドを去る日が来てしまった。1週間は短い。さすがに疲れが溜まってきたようで、9時間睡眠をとってもまだだるい。

冬に来たときに行くことのできなかった New Sheridan ホテルの日曜のブランチ(地元のおじさんのおすすめ)を予定していたが、どうも気が進まなかったのと、疲れのために食欲がないので中止。残っていた食材で調理。ほとんどすべての食材が美しいぐらいになくなった。こういう運命だったのだろうか。


Protex のスーツケース
Protex のスーツケース

写真は愛用の Protex のスーツケース。1月に日本に帰ったときに壊れたものを、ニューヨークに戻るときはガムテープで補強してそのまま使用(修理は不可能だというのに、ANA が修理費用しか出してくれなかった)。まだ新しいのを購入していないので今回更にガムテープを貼り足して、最後のお勤めをしてもらった。よく働いてくれた。

朝食の後、せっせとパッキングをしているうちに lulun は気分が悪くなってしまった。胃が弱っているところに食べ過ぎた?胃腸薬、整腸剤、吐き気止めを総動員。最後の散歩に行けなくなって残念。Galloping Goose のバスにも乗りたかったのに。


謎のカート
謎のカート

lulun が休み休み荷造りをしている間に、kame は昼食用のトルタやロッキーの花のポケットガイドなどを買ってきてくれた。写真は買い物に出たときに見かけた謎のカート。道の真ん中に出してテーブルでみなさん楽しくやっていたそうだ。気になる。

来たときと同じ乗り合いシャトルで空港へ向かう。同乗予定の人をピックアップするために Mountain Village の奥の方の別荘地帯に入って行ったら、あきれるぐらいの豪邸が建ち並んでいる。桁違いの金持ちが大勢いる国なんだということを実感。その金持ちたちの何千倍(もっと?)の人たちが貧困で苦しんでいると言う貧困大国でもあるけれど。


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Montrose 空港

往路で購入した酔い止めを飲んで出発したのと空港まで優しく運転してもらえたののお陰で胃が不調の lulun でさえ気分が悪くならずに空港到着。今回はほぼ定刻で飛んでくれる模様。預け入れ荷物を計量すると49パウンド。完璧なパッキンングだ。買ってきたトルタを食べながら出発を待つ。

機体は来たときと同じだが、帰路は United 航空ではなく Delta 航空。そのため、少々遠回りの Salt Lake City 経由となる。空港だけだが、初ユタ。

Salt Lake City の空港に近づいたら巨大な湖(ほとんど海)が広がっていて、湖の回りが白い。塩!なるほどソルトレークだ。死海にも行ったことないし新鮮な景色だった。

空港はと言うと、馬鹿でかいだけで最低。移動は大変だし、ラウンジ使えないし。ゲートの近くで電源をとるところをちゃんと用意してくれているところはよろしい。そして、NY 行きの飛行機では経費削減で CA の数を減らしているのか、ワゴンを一人で担当しているから、全然進まなくて飲み物が来ない。デルタはできるだけ乗りたくないな。

フライトは満席で隣同士の席を予約することができなかったが、lulun の隣に乗り合わせた方が席を変わってくれて隣に座れた。夕食用に買い込んでいたサンドイッチを食べるときなど大助かりだった。でも、突然「席、替わりましょうか?」と言われたときは、日本語だと認識するのに1秒ほど...  

長い移動の旅を終わって家についてみれば、0時を回っているのに、部屋の温度は37度。床や壁すべてに熱がこもってたぎっている。床に水を撒きたいぐらい。水耕栽培の植物は水のある状態で立ち枯れ。どんだけ高温になったのだろうこの部屋。土植の植物はほとんどがベランダだし、室内のものも窓の側だから予想以上に元気に生き延びてくれていた。一週間逃げ出すことができて、よかったよかった。

kame が腰が痛いと言い始めた。荷物を背負って長時間自転車に乗っていたのが原因ではないかと思われるが、本人はギックリの軽傷のだと言っている。

後日談:翌日朝起きると腰痛がひどくなっていたので仕事をお休みして静養。火曜日にはだいたい回復して医者に行く必要もなくなりホッ。湿布が効いたのだろうか?

コメント

壊れたProtexを階下のリサイクルコーナーに出しておいたらあっさりなくなった。ヒビが入ってるから飛行機の預け入れには不安だけど、そうでなければまだ利用価値はあるもん。誰かが使ってくれるのは嬉しい。