イタリアの Burrata チーズ

お馴染みの Emily's Pork Shop に「Burrata あります」と張り紙が出ていた。「Burrata って何?」と尋ねる lulun に、店のお兄ちゃんは「クリーミーで、めっちゃうまいチーズや。週に一回入るようになった。」と。「じぁ今度試してみるわぁ」と言っていた、今度がやってきた。

Burrata チーズ Burrata チーズ

「Burrata ちょうだい」と言うと、奥から黒いケースを持ってきた。ほうほうこれか。イタリアのプーリア地方(靴のかかと部分にあたるところ)のもので、もともと地元だけで消費されていたとか。それが 1950年代に地元のチーズ工場が生産を開始してイタリア全土で食べることができるようになり、海外に輸出されるようになったのはごくごく最近のことらしい。

Burrata チーズ Burrata チーズ

家に帰って、ふたを開けると水に浸かってモツァレラチーズみたい。それもそのはず、外の部分はモツァレラ。

Burrata チーズ Burrata チーズ(断面)

つまりは、モツァレラを刻んだものとクリームをモツァレラの皮でくるんだフレッシュチーズ。クリーミーかつ濃厚に進化したモツァレラチーズ。モツァレラ好きにはたまらない。美味しい塩とオリーブオイルをかけて食べるだけで贅沢。

しかし、モツァレラには興味のない kame は「ふーん」程度で感心なし。日本で販売されているような異常なお値段はついていないものの、それでもイタリアから空輸されてくる鮮度命のチーズなので決して安いものではない。どうせなら同じお金を出してべつのおいしいチーズを食べた方が良いと言う結論に。モツァレラが好きな lulun としてはちょっと寂しくもあるが、もっと好きなチーズがいろいろあるから、まぁいいか。一度食べることができたことだし。