評価:2/5点
ケベックに来て食べたかったものにクレープがある。ちゃんとフランス式の蕎麦粉のクレープ(ガレットともいう)。Mont-TremblantにCrêperie Catherineという評判の良いクレープ屋を見つけたので早速行ってみた。
Mont-Tremblant: Crêperie Catherine
Yelpのページでは住所が間違っているので注意が必要だ。リゾートのメインストリート、La Diableの目と鼻の先にある。
お昼時ということもあってけっこう混んでいる。外の席はいっぱいなので中でいいか、と言われ、まあいいかと席に着く。クレープ屋なので中は暑いといって嫌がる客が多いらしいが、そもそも外気温が低いので全く気にならない。
メニューにシードルがあるのを発見。地元ケベックのシードル、Crémant de Pomme du Minotだ。軽くて甘めで飲みやすい。すいすいいける。食事にはもっとBrutな方が合うかな。ちなみにリンゴはマック。
クレープはkameがエスカルゴとクリームソース。lulunはハムとチーズで直球勝負。
運ばれてきたクレープを見て、ああ、やっぱり蕎麦粉じゃないか、とちょっとがっかり。半ば予想はしていたが残念。
エスカルゴはニンニクとクリームソースがこれでもかという感じで入っている。味の方は想定の範囲内。
ハムとチーズの方も具がどっさりでこのへんは北米仕様。やっぱりフランスのクレープとは別物だな。でもハムの味が良い。こんなところで出てくるハムだからごく普通のものに違いないが、それでも確実においしい。カナダのハムは水準が高い。
フランスのクレープを期待していくと落胆するが、スキーリゾートでまともな食事ができるという意味での利用価値はある。その程度だけど。