評価:3/5点
Penangでの食事中、デザートはどうしようかという話に当然なった。Penangにはチェンドルなどもあるのだが、けっこう満腹になったのでひとまず外に出て考えようということにした。
隣の隣にあるベトナム食堂のPho Bacは、サンドイッチなどの軽食コーナーが表からガラス越しに見えるようになっていて、ガラスケースの中にチェーなどのデザートが入っているのも見える。ほうほう、こんなものもあるか、と壁のメニューを見たらSinh To Mang Cau Soursop Milk Shakeなる文字が。Soursopって確かカスタードアップル・仏頭果・チェリモヤなどの名で知られる果物じゃなかったっけ?
その場でググると間違いない。こいつは確か初めてハノイに行ったときに飲んでうまかったあのシントーだ。果物としては洋ナシのようなねっとりじゃりっとした舌触りと、濃い甘味とそれでいて爽やかな風味が特徴的。でも一番うまい食べ方はシントーやアイスクリーム。
lulunはオーダーをしに店に入り、kameは外から中の様子を伺う。店のおばちゃんの口が「しんとーまんかう」と動いたので注文が成功したことがわかる。おじさんがガラスケースの中から何やら白い塊が入った容器を取り出し、そいつをミキサーに入れ、練乳大さじ三杯を追加。氷を入れてスイッチオン。
店から出てきたlulunの手の容器には満杯のシントーが。なにしろ蓋の穴から逆流している。飲むと甘くてじゃりっとして爽やかなあのカスタードアップルの味。お腹は苦しいけど蒸し暑い夜にはぴったり。これであたりをバイクが走りまくっていたらベトナムの夜になるんだけど。
Pho Bacはブンチャー・ハノイがあるので、いずれ改めて行くことは決まっている。その時のデザートは何にしようか。