評価:2/5点
今週のエルムハーストはタイ料理にするか、インドネシア料理にするか、それともベトナム料理にするか、と相談しながらNusaraとPho Bacの2軒が並ぶ前まで行った。さあどっちにしようか、というところで急遽一転してBromo Satay Houseに行くことに決定。黄色いご飯のナシ・チャンプルーを食べてやりたいという気になったのだ。
Elmhurst: Bromo Satay HouseのMie Goreng Udang
Mie Goreng Udang
店に入ると今度は前回とは違うおばさんがホールをやっている。ナシ・クニン・チャンプルーを注文することは決まっていたので、あとは麺にでもするか、とミー・ゴレン・ウダンを選択。Mie Jakartaで食べたサテがおいしかったので、店名にサテが入っているこっちの味はどうだろうかとサテ・アヤムも注文。デフォルトではサテにもご飯が付いてくるが、いらないのでサテだけね、とおばちゃんに伝えた。
最初に運ばれてきたのは麺。ボリュームが実にアメリカ的だ。味付けは意外とあっさりしていてちょっと広東料理みたい。全体的な出来としては、うーん、わざわざ食べるほどではないか。
Elmhurst: Bromo Satay HouseのSatay Ayam
Satay Ayam
次に来たのがサテ・アヤム。前回のMie Jakartaでの経験から、焼き物は時間がかかるから最後だろうと思っていたら思いのほか早い。それもそのはず、肉が小さい。いや、普通のサテはこんなもんかもっと小さいかだが、Mie Jakartaのサテがアメリカンしていたのだ。
味は悪くはないのだが、やはりMie Jakartaのサテが良すぎたので見劣りがする。これもわざわざ食べに来るほどではない。店の看板にサテを掲げているわりには、ミーを掲げている店に負けているのはどうだろう。
Elmhurst: Bromo Satay HouseのNasi Kuning Campur
Nasi Kuning Campur
最後に登場したのがナシ・クニン・チャンプルー。ご飯の黄色い色はターメリックで、これがちょっとスパイスが効き過ぎで嫌味だ。ターメリックは少量で効くので我が家では特に控えめにするが、これだとうっちん茶でご飯を炊いたような感じだ。うこんのちょっと土っぽい匂いと苦味がご飯に付いてしまっている。
おかずは骨付きの鶏肉の唐揚げ、卵、ポテチのような薄い煎餅、ピーナツ。今回はサンバルを追加注文しなかったが、そんな時に限って付属のサンバルが少なめで物足りない。サテのピーナツソースを流用してごはんを食べる。鶏は揚げたてで肉の下味もしっかりついていておいしい。これに時間がかかっていたわけか。
前回もそうだったが、どうもNYで食べるナシ・チャンプルーはご飯とおかずの割合が間違っている。参考までにバリで食べたナシ・チャンプルーはこれ。
Made's Warung Nasi Campur
バリ島スミニャック、Made's Warung 2のナシ・チャンプルー
炭水化物をしこたま食べてお腹いっぱい。外に出ると木枯らしが吹き荒れて寒い。やっぱりこういう日はチゲにでもした方が正解だったかな。インドネシア料理はできることならあのぬるい湿った潮風に吹かれながら食べたいものだ。今回は二つ星と少々辛い評価にしたが、たまたまいろいろな条件が重なって悪かったわけであって、店本来の力はもっと上だ。前回のブログも参考にされたい。
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