評価:2/5点
BywaterからMarignyへ歩きながらYelpのブックマークをチェック。近くにサンドイッチのうまいコンビニがあるらしいので寄ってみた。Hank Seafood & Grillという店だ。
ニューオーリンズではpo'boyというサンドイッチが、ニューヨークあたりではheroとかhoagieとかいうのとほぼ同じものだということは予習の段階で分かっていた。今まで食べたhoagieではアストリアのSal, Kris, & Charlie's DeliやRockawayの101 Deliが印象深かったが、po'boyがどんなものかは興味があった。
店は道路沿いにある普通の食料品店という様子だが、奥の方にわりと大きな厨房がある。ここでラティーナおばちゃんに頼むとサンドイッチを作ってくれるという形式だ。具はキャットフィッシュのフライ、あとはeverything(トマト、レタス、ピクルス、マヨネーズ)を指定。サイズは6それとも12?と言うので当然6インチを指定。壁のメニューを見たらほかにも24インチと36インチもあるらしい。90センチ以上のサンドイッチって一体どういう時に必要になるのだろうか。理解に苦しむ。
店の中央では氷で冷やしたビールを堂々と売っているのでコロナを一本ゲット。紙袋に入れて外に出る。
このあたりには残念ながら公園など外で座って食べられるようなスペースが全くない。河まで行けば土手にでも座って食べられるかと思いきや、線路と壁に阻まれて土手に上がれない。しかたないのでそのへんに腰を下ろす。
Hank Seafood & Grill Catfish po'boy
Catfish po'boy
包みを開けてみるとフランス文化圏らしくバゲットが姿を現す。キャットフィッシュのフライがごっそり入っているのでぽろぽろはみ出ている。パンの味が良いのは嬉しいし、キャットフィッシュもけっこううまい。サンドイッチとしての仕上がりも水準をクリアしている。が、ちょっと物足りない。これでキャットフィッシュが揚げたてだったら違うんだろうけど、そこはさすがに専門店ではないので無理か。安心して食べられるものではあるが、ニューオーリンズでの食事を一回割くほどではない。もう少しMarignyの河よりの方に行けば小洒落たカフェなども多いのでそっちの方が良いだろう。