Telluride:5日目

2011年3月16日(水)スキー

さすがに疲れが溜まってきたのでここで一休みしたいと思いつつ、朝もう一度天気予報を確認すると崩れるのは明日。リフト券の残りがあと2日なので、今日水曜日と金曜日に滑って休息日は明日までおあずけ。

ゆっくり目に用意して宿から最寄りの7番リフトであがり、お気に入りの10番リフトへ向かうとすごい混雑。これはたまらないとばかりに、10番を降りたところからさらに上へ行く12番リフトへ行ったが、ここも見たことないほどの列。しばらくすると人がばらけるのではという予想に反して午前中は待ち時間が長くあまり滑ることができない。

昼食をとるために下まで降りるのがもったいない気がして、12番リフト上の High Camp Warming Hut で昼食。高度故に食べられるものも限られる。kame が疲れからか小食気味ということもありニューヨーク・クラムチャウダーと鶏のサンドイッチで済ますことに。スープは冷凍したものが冷蔵されていて解凍途中の状態。サンドイッチは当日作ったものを冷蔵してある。レンジが数台配備されていて、購入した人は各自温めて食べる方式。この高度で暖かいものがあるのは嬉しいし、標高を考えると味も許容範囲(巷の冷凍食品よりは格段にいいと思う。多分)。水やクラッカー、パンは自由に取ることができる。

もう少しで一皮剥けそうな lulun にあわせて、ちょっと優しめのコースを主体にまじめに練習。午後になると人が少し少なくなった感が。みんなどこにいったのだろう?

暖かくなったので雪が緩んで重く滑らず足にくる。神鍋はだいたいこんな雪質だったと記憶が蘇る。滑っていて暑いなと思ったら下は12℃まであがっている。

余りにも雪の状態が悪いので、スキーは少し早めに切り上げて、宿のホットタブ(屋外にある水着着用の大きめのお風呂のようなもの)に入ると身体が弛緩して疲れがとれる。

残り日数が少なくなってきたのにあわせて食事計画を検討。今夜は昨日買いすぎてしまったポークリブの残りを食べてしまうことに。ビールも美味しいうちに飲んだ方が良いし。肉と芋をレンジで温めて、サラダだけ作って簡単夕食。買い物にも行かずに部屋で済ませることができてちょっとラクチン。

明日は休息日なので、夜はのんびりだらだら。

休暇にやってきて遊んでいる時間はちゃんと楽しんでいるけれど、東北地方太平洋沖地震はあまりにも胸にずっしりとくるできごとで、部屋でネットが使える時はニュースやTweet をチェックしているし、それ以外の時もいろんなことを考えている。Tweet を読みながら、みんながしっかりと考えて行動しているパワーに驚いたり、仕事柄災害に馴れてしまっている kame は、自分がいかに普通じゃないかということに改めて気がついたり。米国に暮らしている今、まずできることは寄付。神戸に住んでいる頃に震災について多くの情報を見てきただけに、今回の被害の規模を考えると復興にかかる膨大な時間も想像できるので、とにかく小額でもいいから毎月寄付をし続けようと決めた。NYに戻ったらそのあたりの情報集めをしなくては。