評価:2/5点
バンクーバーでやりたかったことの一つにアジア系食べ物の現状視察があった。中国やベトナム系移民が多いことは知っていたが、バンクーバー在住のMによるとインド系、しかもターバンを巻いたシーク教徒が多いとのことだった。へえ、それじゃパンジャブ人の住む地域があるんじゃ、と軽く調べたら市内南部に通称Punjabi Marketという地域があるではないか。
Original Tandoori & Chat House
Original Tandoori & Chat House
当然パンジャブ料理屋は何軒もあるが、Yelpで評判良さそうだったのがこのOriginal Tandoori & Chat House。Punjabi Marketからは微妙に離れているが一回しか食べられないのだから足を運んだ。
予想に反して住宅地の中にぽつんとあった。覗いてみるとインド系家族の客がいる。これは良い印だ。
Original Tandoori & Chat House
メニュー
メニューを見るとわりと普通のインド料理屋という感じで、はて、パンジャブ料理ってどんなものがあったっけ?とちょっと拍子抜け。お手並み拝見なのでベジのターリーとチキンティッカマサラとナンという無難な組み合わせを選択。
ターリーにはひよこ豆、ダール、ほうれん草のカレー、ライタ、アルーパラタ、ご飯、それにデザートにグラブジャムンという組み合わせ。残念ながらカレーの味はチャナマサラ以外は不合格。アルーパラタはけっこううまい。グラブジャムンはどうしてもCholaと比べてしまうが、まあ普通。
Original Tandoori & Chat House
Vegetarian Thali
一方のチキンティッカマサラは驚きはないが堅実においしい。ナンの出来もけっこう良いので、ここはもしかしたらタンドールものが良いのかもしれない。
Original Tandoori & Chat House
Chicken Tikka Masala & Naan
食べているうちにどんどん客が入ってきて満席になった。平行して持ち帰りの客もどんどん電話で注文を入れて取りに来るので厨房はかなり忙しそう。デリバリーはしないのがちょっと意外だが、それでもみんなテイクアウトしに来るのだからそれなりに愛されてはいるらしい。それともNYと違ってデリバリーは普通しないものなのか?
皿によって当たり外れがあるようだが、近くに住んでいれば使いそうな店ではある。でも次回は別の店を試してみたい。