評価:4/5点
世の中は平日だがkameの職場は休み。lulunの提案でお昼はTaverna Kycladesに行くことになった。混むので平日の昼ぐらいしか行けないので必然的にkameが行ける機会は少ない。lulunはお料理教室仲間と一度足を運んでいて、一度二人で来るつもりでいたのだ。こここぞとばかりに出かけた。
Taverna Kyclades
Taverna Kyclades
12時開店なので狙い通り11時50分に到着。まだ公式には店は開いていないが勝手にそのへんのテーブルに座っている客はいる。この季節は外の席もあるが、寒い時期だと狭い店内だけになるのでそりゃ混むはずだ。せっかくの上天気なので外の日陰の席に陣取る。しばらくしてウェイターがメニューと水を持ってくる。
ここに来た以上は魚を食べるしかない。前回lulunが食べて美味しかったというタコのグリル、前菜三種盛り合わせ、それにイワシのグリルをと思ったら今日はないというのでエビのグリルにレモンポテト。ハウスワインの白。
まず出てきたのはパンで、黄色っぽい生地のバゲットを焼いてオレガノとオリーブオイルをかけた状態で運ばれてきた。ニンニクが効いていてうまいが、前菜と一緒に食べたいのでやや我慢。
Taverna Kyclades
前菜三種盛り
前菜はディルとキュウリ入りヨーグルト、タラモ、ニンニクポテトペースト。どれもちゃんとした味で、パンに付けてワインで流し込むとうまい。ここまでは上等。
Taverna Kyclades
タコのグリル
そしてタコのグリル。足2本ぐらいなのだがウェイターがナイフで食べやすいように切ってくれる。食べてみると香ばしく焼けていてしかも柔らかくてうまい。シンプルにレモンを絞るだけでさらにおいしい。これだけ柔らかければ年取ってからも食べられる。ちょっと安心。lulunが前回よりも香ばしくて良いというので理由を考えてみたが、いずれも平日の昼でさほど混んでいるわけでもないので単に調理人の腕が良いのだろうということになった。
Taverna Kyclades
エビのグリルとレモンポテト
エビのグリルも皮がパリパリに焼けていて、でも身はぷりぷりでこれまたうまい。いや、これは今まで食べたエビのグリルの中で一番うまいかもしれない。これもレモンで食べるのが吉。レモンポテトは水分が多めでレモンで煮ているという印象だ。
評判に違わない実力だ。人気店だし予約もできないのでなかなか食べに来られないのが難点だが、機会があったら出かけてくる価値はある。そういえばZenon Tavernaも美味しかったがその後行っていない。ほかにもアストリアにはうまいギリシャ料理屋があるに違いない。困った。