評価：3/5点
どんどんオシャレに変化を遂げ中の LIC（Long Island City）に、ハンガリーの伝統的なお菓子の店 Chimney Cake NYC ができたと聞いた。
Chimney Cake
Chimney Cake
一見、こじゃれたコーヒー屋さんのようではあるが、お菓子は？といいった感じ。店内に入って見回すと、お目当ての Chimney Cake は少し置いてあるだけ。大量生産ではないのがよくわかる。売れて減ってきたら焼くシステムなのだろうか？
とりあえず、お試しということでひとつ買ってみた。切り売りはしないので一個ずつ買わなければいけないし、味見はない。
最初、筒状の回転させたお菓子と聞いていたので、バームクーヘンに似たようなお菓子を想像していたがかなり違った。イーストを使った生地を薄くのばしてコイル状に一回だけ巻いて焼いたものだった。
Chimney Cake は、元々トランシルバニア（ルーマニア中部）の人たちが焼いていたお菓子で、ハンガリーの結婚式でよく食べられるようになって100年も経つという古くからある食べ物だとか。写真の奥にある器具で焼くらしい。
「チムニーケーキ」というのは当然のことながら英語。現地では「クルトシュ（煙突）」と呼ばれているらしい。wiki の簡単な説明はこちら。
アメリカ的なお菓子と違い、甘さが控えめで素朴な感じがなかなかよろしい。生地の薄さに物足りなさも感じるけれど、何回か食べたら馴れるかも。我が家から近いし、また買いに行こう。