評価:5/5点
モントリオール二日目のお昼はO'Thym、夜はNhu Yというプランを立てたのだが、残念ながらO'Thymは満席で断られてしまったので急遽Nhu Yに向かった。
Nhu Y
Nhu Y
地下鉄を乗り継いでいくがこういう時に限ってなかなか電車が来ない。店に着いたのはもう1時半。ここはノンストップではなくお昼の営業は3時までなので注意が必要だ。ちなみに火曜日定休なのでこちらも要注意。
店に入るとちょうど先客の女性グループが帰ろうとしているところ。店のおばちゃんは電気ヒーターをこっちに向けてくれる。どの店もそうだがドアからの冷気が冷たい。
当然ブンチャーは注文するとして、もう一方をどうしようかとメニューと相談すると、Spécialitésのページの一番上にエビとサツマイモを揚げた料理が出ている。こりゃうまそうだ、とどんなものなのか期待に胸を膨らませて待つ。
Nhu Y
Crevettes frites sur nid de patate / Fried shrimp on sweet potatoes
出てきたのは細く刻んだサツマイモとエビをかき揚げにしたもの。見るからにうまそう。葉っぱでくるんでハーブ(シソ、ミントとコリアンダー)、例のほんのり甘酸っぱいタレとともに食べると実によろしい。前回同様タイバジルではなくシソなのは減点対象だが、この界隈のアジアンスーパーでは大量にタイバジルを売っているのでこの店がシソを出すのは意図的なのだろう。こういう料理なら真似できそうだが揚げ物は外で食べるのがいいか。
Nhu Y
Bun Cha
量も多いし揚げ物なので食べ終わった頃にはけっこう満足なのだが、ここでブンチャー登場。だいぶ胃に疲れが感じられるが、こいつを見るとちゃんと食欲が湧いてくる。
もちろんうまい。盛り付けはエビとサツマイモのかき揚げとよく似ているが、こちらは漬物が付属するしタレも似て非なるものだ。このへんの細かさは評価したい。
やっぱりモントリオールに来たら一度はNhu Yに立ち寄りたい。特に今回はフランス料理ばかり食べているのでそろそろアジアの味が懐かしくなるタイミングだったというのもあるかもしれない。長期滞在でもしない限りほかの店を試してみる気にはならないな。