評価:4/5点
クリスマス明けの12月26日、珍しく温かい冬なので植物園に行くことにした。となるとその前か後にベルモントでイタリア料理ということになる。暗くなるのが早いのでお昼を食べてから買物をし、その後に植物園というプランを立てた。
Zero Otto Noveは1時開店だがRoberto'sは12時から開くので今回はRoberto'sを選んだ。前回は感謝祭の直後だったからわずか一ヶ月での再訪になる。我が家としては珍しい。
12時過ぎに店に着いたら案の定客がいない。案内されたのは前回と同じ席で本日のスペシャルが書きだされている黒板のすぐ下。アーモンド入りイノシシのラグーなども気になったが、熟考の末黒板からシーフードのリゾット、通常メニューから看板商品らしいRadiatori in Cartoccioを選んだ。
今日のパンはフォカッチャではなく普通のパンなのはやや残念だが、一目見てあああれね、これも美味いからいいか、と納得。ワインはピノ・グリージョとキアンティだがキアンティが思いのほか美味い。やはり定番を選ぶのは正解だ。
シーフードリゾット(エビ、アサリ、ホタテの燻製、バターナッツスクワッシュ)
シーフードのリゾットはトマトの酸味にバターナッツスクワッシュの甘みが加わっていい感じ。しかし何と言っても大量に入っているホタテの燻製の香ばしさがすばらしい。アサリとエビもたっぷりでとても贅沢。
Radiatori in Cartoccio(ミニトマトとポルチーニ入り焼きパスタ)
Radiatoriというのは深い溝の入った細長いパスタをくりると巻いて切ったもののようだ。トマトクリームソースにミニトマトとポルチーニとシンプルだがこいつをパルミジャーノと一緒にアルミホイルで包んで焼いている。包み焼きがal Cartoccioということなのか、黒板には小ダコ入りのバリエーションもあってそっちも美味そう。
モチモチした生パスタの感触がよろしい。味はシンプルだがポルチーニはたっぷり入っているしミニトマトの酸味がアクセントになって意外と飽きない。パルミジャーノはもっと掛けてもらってよかったかな。
今日はほかの客来るかなあ、と心配しながら食べていたが家族連れが現れて少し安心した。ちゃんと営業してくれているのは嬉しいし店員もきちんとしている。もちろん料理も美味い。今日も満足だ。