評価：3/5点
那覇市歴史博物館はパレットくもじの4階にあるこじんまりとした博物館。10時から19時まで開いており、木曜日がお休み。
琉球王国の歴史と文化、日本に組み込まれ琉球藩にされてしまった1872年以降のことも含め展示されている。
特別展や企画展もやっているので何回行っても発見があるかも。大人が350円と安く、時間が少しある時、天気が悪い時など気軽に立ち寄ったりという使い方もできる。
首里王朝時代の街の様子を知ることができ新鮮だった。また、戦前の模型があり、市電が走っていたことと街の繁華な場所が今回の宿のあたりだったことなど、戦前戦後の街の違いを目にすることができるのもおもしろい。
今回の旅で改めてグスクを見て中国文化の影響の強さを感じたが、この博物館の目玉所蔵品の王冠などから、日本との違いがよくわかる。
お弁当箱の構造が気に入った。
博物館のサイトには、「王朝文化と都市の歴史」などの説明ページを読むだけでもおもしろい。使い勝手が今一つだけれど、デジタルミュージアムもある。