評価:2/5点
ドミニカ入りが日曜日になるので飢えることを恐れ、最初の晩は首都Roseauに泊まることにしたのだが、外出してみると食事をできそうな店が開いていないではないか。首都とはいえ大きな村程度の町なので一周してみて営業していたのはFusion Villageという店だけ。
通りから見ると小さなバンガローなのだが、裏庭にけっこう大きいスペースがあってそこに席が設けてある。外国人風の人たちが出入りしているのが見えるのでみんな食べ物を探しに来ているようだ。
無事到着を祝ってとりあえずビールで乾杯。ビールの種類を訊いたらCaribという音が聞こえたのでお馴染みのカリビアンビールを注文。あとで知ったがドミニカにはKubuliという地ビールがあった。
パンの代わりにニンニクの効いたピザ生地を焼いたものが出てくる。ドミニカに来ていきなりイタリアンとは心外だが仕方ない。
注文したのは魚入りカルツォーネとmahi-mahi(確かシイラ)とエビの串焼き。付け合せが選べるのでホウレンソウのにんにく炒めとラタトゥイユを選んだ。旅行中は野菜不足になるからだ。
カルツォーネはぷっくりと太ってまるでツチノコのよう。開腹してみると魚がゴロゴロ入っているのだがタマネギもどっさり。なんじゃこりゃ。
カルツォーネとしての出来はまあまあ。タマネギの味は良いとlulunの弁。あとでわかったがこの国でこれだけのイタリアンを出すのはけっこう大変なことに違いない。
Mahi-mahiとエビの串焼き、ラタトゥイユ、callaloo(?)のにんにく炒め
魚の串焼きもまあまあ。もともとシイラはたいして旨い魚じゃないのでこんなもんだろ。ホウレンソウのはずの青菜は多分サツマイモでcallalooというやつではないか。ちょっと苦味があってこれはこれでいい。
わざわざ食べに行く店ではないが日曜の晩に開いていてくれるのはありがたい。難しい条件で頑張っているのは評価すべきだ。