評価：3/5点
2016年7月10日泊
旅の最初の一泊はドミニカ首都 Roseau で一番まともだと思われるホテル Fort Young Hotel。白亜の大統領府の目の前というすごい立地。1761年にイギリス軍が作った砦だったところを利用したもので、ホテルの前にある大砲が昔の面影を演出。
首都で一番のホテルの実態が世界レベルではちょっと古くなった中級のリゾートホテルということを知り、ドミニカという国を肌で感じる経験のひとつとなった。
部屋にたどり着くまで階段を上がり下りが必要な構造で、荷物を持っていると大変。足の悪い人は階段を使わなくて良い部屋を割り当ててもらえるのだろうかと心配になったほどだ。
部屋とバスルームはともにとても広い。今ひとつエアコンがきかなかったので、天井の扇風機がうれしい。ミネラルウォーターのサービスも水の状態が分からない初めての地ではありがたい。
バルコニーが海に面しているしプールもある。のんびりできそうだ。しかし、夕方到着で一泊のみ。くつろいでいる時間などない。このホテルを拠点に車やボートもしくは自分の足を使って、海山街を楽しむという休暇の過ごし方もあるのだろう（アクティビティがセットになったバッケージも用意されているので、お手軽に楽しみたい人には便利かもしれない）。ウェルカムドリンクの濃いピニャコラーダを楽しむぐらいしかできなかった。
ここに宿泊したのは、ドミニカ到着がほとんどのお店が開いていないと言われている日曜日だったからだ。一気に田舎の AirBnB に移動して、飢えるという事態に陥るのを避けたのと、街で多少の買い出しをしておいたほうが良いだろうという判断から一泊 Roseau に滞在することにした。果たして、日曜日の街とスーパーの規模的に正しい選択だった。