Soufrière の村から乗合バスで5分ぐらいでドミニカの南端にある小さな漁村 Scotts Head へ。ドミニカで初めて乗った乗合バスの二人で3ECドルという安さに驚く。村の名前の由来にもなっている突先にある砂州でつながった島 Scotts Head でシュノーケル。
ここは大西洋とカリブ海の出会うところ。手前は穏やかなカリブ海だけど、幅数メートルの砂州の向こうは荒波の大西洋。入るのは、もちろんカリブ海側。
先端の方に向かっている時にちょうどシュノーケルを終えて帰ろうとしている観光客とすれ違いざまに尋ねると、海岸線の先端から水に入って、岩沿いに先に行くことを勧められた。「魚、いっぱいいるわよ」という嬉しい言葉も残してくれた。
釣りをしている地元のおじさんがいるだけで、だれも潜っていない。一応お財布や iPhone はタオルや服で隠してわかりにくくしておいたけれど、だれかが出てきて盗んでいきそうな雰囲気はない。
水が透明で、入ってすぐに魚たちに出会える。教わったとおり岩場づたいに潜ってい行くと魚の群れが。浅いし、泳ぎが苦手な kame も安心してお魚を楽しむことができる。
前回の バルバドスでの旅で長年使った lulun のブーツとフィンが崩壊したので、新しいシュノーケルセット初登場だ。子供にも使える一番小さなサイズにしたのにかかわらず、フィンはめいっぱい締めても少し緩く深く潜るような勢いのつくことをすると脱げそうになる。そして、日本人的な平坦な顔であるためにマスクのカーブが微妙に合わないようで、水が入ってしまう。次回からマスクは古いのを利用しよう。フィンはブーツを調達して素足には履かないようにするとなんとかなりそうだ。
そしてもう一つ、防水のデジカメもバルバドスで壊れてしまった。10年ぶりに新調したら不慣れでおろおろ。滞在中にマスターしよう。
Soufrière の海岸の監視だか観光だかのお仕事をしているお兄さんが、ブイのところが急に深くなっているからシュノーケルに良いと教えてくれたので、頑張って行ってみたら、イカさんたちに会うことができた。少しずれたポイントではタコもいるらし。
そのブイのところまで行った時に kame のマスクが変になったらしく、本人曰く溺れるかと思ったらしい。フィンをつけている時の立泳ぎを教えていなかった。次の機会にマスターしてもらおう。
Yellow tube sponge という海綿。こんなのが!(と最初は驚いたけど、ここに限らず今回入った海にはいっぱいいた。カリブ海ではよくいるタイプなのだろう)
L'éponge tubulaire jaune (Yellow tube sponge) 海綿
ブイのところには行かずに岩場のあたりで潜っている方が我々向きで楽しかったかもしれないが、まぁ十分楽しんだ。
その監視のお仕事をしていると思しきお兄さんから、アーモンドとマンゴーを購入。
村の Rodger's Restaurantで昼食をとって家路に。乗ったバスは、どこかに掴まっていないと危ないぶっ飛ばしのレゲイバスだった。