Anse-à-l'Âne:Ilet Kayali(マルティニークの宿)

評価:3/5点 2016年7月16日〜7月21日 5泊

マルティニークの宿は、首都 Fort-de-France と湾を挟んで向かいの Les Trois-Îlets にある Airbnb の宿 Ilet Kayaliだ。Fort-de-France から渡し船に乗り20分ほどのところにある Anse-à-l'Âne (隣の村 Anse-Mitanとの三角運行をしている)に到着すると船着場にオーナーの息子さんが車で迎えに来てくれている。ドミニカからマルティニークへのフェリーが遅れたために到着予定が大幅に遅れたが、kame が連絡を入れておいてくれたらしい。通信ができるというのはこういう時に助かる。

日, 2016-07-17 18:34 - Anse a l'Aneの我が家からの夕日Anse a l'Aneの我が家からの夕日

少し山を上がったところにある物件だと聞いていたので、どのくらい遠いのか心配しながら向かう。急坂を上がり始め焦ったが、すぐに着いたのでほっ。スーパー、ビーチ、レストラン、船着場には徒歩圏内で便利だ。

月, 2016-07-18 09:36 - Anse a l'Aneの我が家Anse a l'Aneの我が家

建物左側の入口が我が家。右側が大家さんの入り口。坂に建っているので玄関は2階に相当し、その下一階部分の庭に面したところは大家さんのお家。

土, 2016-07-16 15:39 - Anse a l'Aneの宿キッチン

まずは、Etat des Lieux(現状確認)。懐かしい言葉だ。ベランダにキッチンが付いているなんておもしろい。ここは洗濯機があるので嬉しい(時々挙動がおかしくなったり、洗濯に一時間ぐらいかかるがとりあえず機械がやってくれるのってありがたい)。大家さんが料理好きで台所用品が一通りそろっていて素晴らしいが、ここはお外ごはんの美味しいフランス、食洗機ともども活躍の機会なしだった。

土, 2016-07-16 15:39 - Anse a l'Aneの宿リビング

Wi-Fi 使い放題の日常に復帰。ネットができなくなると本を読む時間がなくなってしまうが仕方あるまい。Airbnb で借りた部屋にはよくあることだが、シャンプーやボディーソープがない(持参しているので問題なし)。食洗機用の洗剤などはある。この辺りの何があって何がないかの不規則具合が Airbnb ならではだ。

土, 2016-07-16 15:36 - Anse a l'Aneの宿寝室

寝室は屋根裏にあるため夕日を浴びて夜になっても気温が上昇したまま。幸い冷房があるので、寝る1,2時間前に冷房を強力にかけて屋根と壁の温度を下げておく。扇風機を併用し、虫除け対策でベープを2つたいて、枕元に虫刺されの薬を置いて寝ると万全。蚊取り線香もあったのでたいてみたところ、湿気ていてなかなかつかないうえに消えやすい。湿度の高いところではこういうことも起きるのか。

月, 2016-07-18 09:41 - Anse a l'Aneの我が家Anse a l'Aneの我が家

真ん中の緑の屋根が泊まった建物。三角屋根のところが屋根裏部屋のまどで、その下がベランダ。西向きで、夕陽が海に沈んでいくのが見える位置。

日, 2016-07-17 18:34 - Anse a l'Aneの我が家からの夕日Anse a l'Aneの我が家からの夕日

帰る前日は、明け方から凄まじい雷と雨。ずっと暗い空で、やんだり、シャワーだったり。 オーナーの息子さん(英語要員)が昼ごろに Etat des Lieux に。お母ちゃん手作りの焼き立てパンを差し入れしてくれる。おいしい。

水, 2016-07-20 09:36 - MaddyおばちゃんのパンMaddyおばちゃんのパン

その夜は、オーナーさんから夕方6時からちょっとの飲み物を用意するからおいでとお誘いを受けていたのでいそいそと下に降りる。気になっていたマルティニーク産のラムの味見をさせてもらったのに加え、自家製の Coco Punch がおいしかった。Coco Punch はホワイトラムにエピス(ココナツ、バニラ、シナモン、コーヒーなど)を一か月ほど漬けてから濾したもで、ココナツジュースなどで割ってのんでも良いそうだ。エピスとして、オレンジピールやスターアニスなどを入れてもよいらしい。

チーズクッキー、アクラ、ツナのパイなど用意していただいた。観光客には無縁の家庭の味に出会えた良い経験。記憶の片隅で眠っていたフランス語をひっぱりだしながらの会話は大変だったけど、ほかのゲストの方たちともお話出来た。フランス語を復習しないとと思った夜だった。マルティニークに親戚がいるなんていいなとも思いつつ。

マルティニークではフランス語が優位で、クレオールは子供にも敢えて教えないとしゃべれないらしい。ドミニカでは普通に話されていたけれど違うものだ。そんなことを学んだりした夜だった。

出発の日のタクシーの手配をお願いしたら、仕事がお休みとかで格安で連れて行ってくれた。途中、通るところのガイド付き。とっても良い人達だった。ここでも楽しい時間を過ごすことができた。