評価:3/5点
世界中の食べ物が普通にあるNYCだが、美味しいベトナム料理屋ができたのはつい最近のことだ。ボストンのチャイナタウンは逆に中華屋よりベトナム料理屋の方が目につくぐらい。この差は一体どこから来るのだろう。
夕方の電車でNYCに帰るので、晩ご飯を仕込むためにNew Saigonへと向かった。劇場街でボストンにしては猥雑なエリアだ。
とても小さな店だし夕方なので店のおばちゃんはあまりやる気がなさそう。カウンターにはご飯や焼きそばとグリルした鶏肉セットのお弁当が積み上げてある。
壁のメニューには上記のグリルチキンと餅米のセットがあるのでそいつを買おうとしたが、残念ながら餅米は売り切れいてた。仕方ないので焼きそばせっとと一番スタンダードなバインミーを買う。バインミーが作り置きなのはやや残念だが、焼きそばは出来たてらしくまだ温かい。
バインミーは肉が二種類だけというのがやや寂しいが、全体的な出来は悪くない。軽くパリッとしたバゲットとバランスの良い具という条件を満たして2ドルちょっとなのだから嬉しいではないか。
鶏のグリルと焼きそばはどちらも香ばしくこれも合格点。こちらは3ドル。
各種バブルティーもあってタイ紅茶が2ドルのキャンペーンをやっていたが、冷蔵庫を覗いたらチェーが何種類かある。しばし悩んで白くてタピオカが見えるチェーを選んだ。
どろりとしたココナッツクリームの中には芋が3〜4種類ごろごろと入っている。中でもサツマイモの一種とおぼしき芋がかなり美味い。ボリュームがあるので二人で分けてもお腹にずっしり。
ボストンでわざわざチャイナタウンに足を運ぶこともないが、近くを通ることは多いのでついでに立ち寄るには便利な立地だ。電車やバスでの移動前に食料を仕込むにはかなり使える。