元旦の日曜日。晴れ。マンハッタンの北端にある Inwood Hill Park までサイクリングをしてきた。気温も8℃ぐらいまで上がる暖かい日になるという予報の絶好のお出かけ日和だ。
クロイスターズの北にある Inwood Hill Park のうち、ハドソン川と Amtrak の間の部分は北端に来たのを実感できるし、Amtrak が渡る回旋橋と、Metro North が川に沿って大きくカーブするところを見ることができることもあり何度も訪れている。公園内の線路を横切る橋を越えて Henry Hudson Bridge を渡ったこともある。だが、公園の主要な部分を目的に訪れるのは初めてだ。
ここに先住民族であるアメリカインディアンの Lenapeの人たちが利用していた洞穴 Indian Cave があるというので見に行ってきた。この公園はトレイルマーカーが少々あるものの地図などが整備されておらず、正確な場所や行き方がわからない。kame が事前に仕込んでくれていた地図を頼りに、それらしき岩を見つけることができた。予想していたよりも小さかったのだが、情報によると昔はもっと深かったらしいので、年々浅くなってきているのだろう。
自宅に戻ってから調べたら 良さそうな地図を見つけることができた 。今回見た Rock Formations 以外にも Shorakapok Rock という岩があるようだし、Glacial Potholes という穴もあるらしい。また歩きに行ってもいいかなと思っているので次回チェックすることにしよう。
Metro-North Hudson Line near Spuyten Duyvil station
冬で葉が落ちているおかげで Spuyten Duyvil 駅を出てすぐ北側の急カーブの線路がよく見えるし、Amtrak の線路も見える。ちょうど観光船が来て閉まっていた廻旋橋が開いた。この公園は広葉樹が多く、緑が残っているのは僅かだけだ。
ところで、今日は11時頃に家を出てハーレムでメキシカンのランチを食べる予定だった。しかし、着いてみたら街が寝静まり返っている。ちらほら営業しているところもあるものの、シャッターが降りて人影もまばら。大晦日にカウントダウンをやって昼過ぎまで寝ているというのが一般的な年越しのやり方なのだろうか。
ハーレムでのランチは諦めたたが、空腹に弱い lulun が走ることができるうちになんとかせねばということで、Saint Nicholas Ave から W135th street に少し入ったところにあるカリビアン料理屋 King Barka を見つけて食料調達に成功。St. Nicholas Park でジャークチキン・ランチ。このカリビアン料理屋は、客と店員の間に透明な壁を作っていて、専用の商品などの受け渡し窓口があった。このあたりの治安の悪さがよく分かる作りだ。Apple Pay が利用できる先進的な部分もあるのが驚きだった。味の方は悪くはない。豆ご飯は結構いい味だし、鶏もまとも。ただし、後からかけるソースがいただけなかった。次回はソース無しがよいだろう。万が一、次の機会があればの話だが。
Inwood Park は最初は人が少なかったものの、我々が帰る頃になると天気の良さにつられてか、続々と人が出てきていた。帰りはハドソン川沿いの自転車道を走ったところ、かなりの人出になっていたし、セントラルパークを横切った頃にはこんなに混雑するのを見たことがないと言うほどの人だった。元旦は開いているところが殆ど無いので、観光客が Strawberry Fields に押し寄せたのだろう。
最後はアッパー・イースト・サイドのアップルストアに寄って、iPhone を真剣に触ってきた。lulun の iPhone が電源を繋いでおかないとリスタートのループに陥ってしまうようになってしまったのだ。あと一年は使うつもりだったのに、期せずして iPhone7 を購入することになったのでどのモデルを買うか決めるために訪れた。
この建物はもともと U.S. Mortgage & Trust 銀行だったところで、地下には重厚な扉の金庫がある。アップルストアがオープンした当初は VIP客用 Apple Watch 部屋だったけど、今はどのように使われているのだろうか。
しっかりと走った元旦。心地よい疲労だ。