キッチン便り:ノーニード・フォッカッチャ

ノーニード(捏ねない)フォッカッチャを作ってみた。

水, 2017-01-04 18:25 - 焼き上がり
No-Knead Focaccia こねないフォッカッチャ

十数年前、パン焼きを始めたころは陶芸をはじめた時期ともほぼ重なり、パンこねは菊練りの練習にもなって一石二鳥だと実に熱心にこねていた。これが結構な重労働なのだ。当時でさえパン焼きは歳を取るとキツくてできなくなるな、何歳ぐらいまで続けることができるのだろうかと捏ねながらぼんやり考えたりしていた。

その後、6、7年前からノーニード・ブレッドという捏ねないでパン作りをする手法を知った。最初はリュスティックばかり焼いていたのが今ではバゲットもノーニードで作るようになった。KitchenAid を購入してからはクショールなどのしっかり捏ねたい一部のパンなどは機械におまかせするようになり、捏ねるという作業から縁遠くなってしまった。

前置きが長くなってしまった。今回はフォッカッチャなのだ。No-Knead Focaccia の記事をもとに試してみた。

水, 2017-01-04 17:45 - 焼く前No-Knead Focaccia こねないフォッカッチャ

二人なのでレシピの半量。粉の25%はスペルト小麦、残りは普通の強力粉。朝8時ぐらいに準備を開始して、発酵時間は8時間。焼く前に一番上にかける塩はワンランク上のものを使用。良い感じ。ワインもフォッカッチャも止まらなくなってしまった。これは年に2、3回焼いてもよいかも。レシピ通りにピスタチオでやったけど、松の実でもやってみたい。その場合には焦げてしまわないように生地に混ぜてしまおう。

次回は一晩発酵させて作ってみたいねとか、このやり方でピザもという話になったけど、最近ピザは5分ぐらいしか捏ねない方法で生地を作るようになったのだった。もう一つのアイディアが、今回の生地でストロンボリを作るというもの。自作ストロンボリ、近いうちにぜひとも挑戦したい。大好きなストロンボリはこちら。