評価：4/5点
しばらく前からlulunがQueensboro Bridgeのところにできた南インド料理屋に行こうと言っていた。一度平日にランチしようとしたらヒンズー教のお祭りに当たって休みだったので金曜日の晩に再挑戦。
Adyar Ananda Bhavanという覚えにくい名前の店だ。狭い店内にはインド人らしき客が3組ほど。ガイジンは我々だけだ。これはいいぞ。
ドーサとターリーを頼むことは事前予習でほぼ決まっていたのだが、ドーサの種類がいくつもあるしターリーも3種類ある。Rocket Masala DosaとSouth Indian Thaliを注文。
大きなペーパードーサ。サンバル、ジャガイモのサブジ、ココナツサンバル、正体不明の辛いタレが付属する。どれもきちんとしていて美味しい。
ターリーはなかなか圧巻で、中央にご飯、パパド、プーリ、周囲にキャベツのポリヤル、茄子のカレー、クットゥ、ラッサム、サンバル、カード、ライタ、アチャール、デザートのマンゴーパヤサム。これも全部美味い。これだけ品数があればハズレがあってもいいはずなのに、いい意味で裏切られた。
カードはけっこう塩が強くて単独だと「なんじゃこれ」という感じなのだが、ほかのカレーとご飯と混ぜるとかなり良い。さらにヨーグルトを加えるとなお良い。不思議なものだ。
隣のテーブルはインド人のおばちゃん3人組で、前菜にブリオッシュとカレーのセット（Pav bhajiというものらしい）を取っていたのに「おいしくない」と店員に返していた。こちらのドーサとターリーを見て同じターリーも注文していたので、もしかしておばちゃんたちにはこれも不味いのだろうか、と少し心配になったが、ほかの料理は美味しいと言って食べたのでホッとした。
平日のライチタイムにはターリーが$12なのだが内容的にも少しダウングレードされるのだろうか。Yelpの写真を見るとターリーの内容が少し変わっているようではあるので言ってみなければわからなさそうだ。
一通りカレーヒルの南インド料理屋群を食べ歩きしているlulunにこの店の水準を尋ねたら、カレーヒルよりこっちが上ではないかと言う。これだけきちんとした店がこんなところにあったとは。次回はラバドーサや違うターリーを食べてみたいものだ。また行こう。