宿はいつものように AirB&B で見つけたお家 Sunset Viwe Apt。オーナー夫妻が空港まで迎えに来てくれている。
オーナー夫妻は二階に住んでおり、我々は一階部分をお借りする。西側を向いた手入れの行き届いた庭が広がっている。庭でくつろぎながら夕陽をのんびり楽しむことができるのだ。
部屋はキッチン付きの１ベットルーム。人に貸すように揃えた感満載のシンプルな家具と作りだが小奇麗で、ベープをはじめ必要なものはきちんと揃っている。ベットルームには大きなクローゼットが備え付けられているので荷物の置き場にも全く困らない。空っぽのスーツケースを入れておく余裕もあった。そして、ちゃんとしたエアコンがあるのも嬉しい。
キッチンも自炊ができるぐらいそろっている。事前に冷蔵庫の中にジュースやビールを冷やしておいてくれてあるのがありがたい（もちろん無料）。とりあえず、買い出しに行かなくてもくつろぐことができる。お皿にたっぷりのウエルカム・フルーツも嬉しい限りだ。
グレナダはイギリスの植民地だった影響で、230VでプラグはあのごついイギリスのBFタイプ。ところが、この部屋では 230Vのイギリスタイプだけでなく、120Vがきている米国式プラグタイプのコンセントが用意されている。すごい。確かに、英語が通じるから米国からやってくる人も多いだろうからの配慮なのだろうけれど、驚いた。
プールは大きく泳ぎがいがある。最初は夜にのんびり入ろうと目論んでいたのだが、日が沈むと気温が下がり涼しくて水に入るにはちょっと寒いぐらいになってしまう。ある日、昼間の天気の良いときにプールに入ろうとしていると、それに気がついたオーナーの Mike がビーチチェアーとパラソルをさっと用意をしてくれる。すごい。風が気持ち良い。しっかり泳いだし、読書もできた。車で移動しているので、体を動かすよい機会になる。
洗濯室は、部屋の横に付いていて使い放題。洗濯洗剤が洗濯室に見当たらなかったが、尋ねるとすぐに出してくれた。
通信が遅い上に時々繋がらなくなってしまうのは少々ストレス。ルーターはリビングにあるのだが、ベッドルームに行くと回線が弱すぎて使えないのは困りものだった。
宿の庭にはパッションフルーツ、マンゴー、カスタードアップル、唐辛子、パパイヤ、スクワッシュなど食べる系とブーゲンビリアや蓮などのお花系があり巡っていて楽しい。
特に、四阿のパッションフルーツがちょうど実をつける時期で、毎日落ちてくる。鳥や虫にやられないように拾っていたら、オーナーにパッションフルーツ好きを見抜かれて、我々が留守の間にも外のテーブルの上に運んでくれるようになていた。朝食に、カクテルにと存分に食べることができて幸せだった。
