評価:4/5点
サンチアゴ・デ・コンポステーラでの宿は、カテドラルの近くにある Airbnb の In Cathedral Streetだ。カテドラルの前の繁華な通りの一本である Rua do Vilar にある。
Santiago de Compostelaの駅からバスに乗ろうと思ったが、本数が少ない。30-40分ほど待たなければならないし、本当にくるのかどうかも怪しい気がして歩くことに。徒歩で20分の距離だと地図は言うけれど、スーツケースを押しながらなのでもう少しかかる。そして、カテドラルの周辺は基本的に車の侵入は禁止されているので、いずれにしても最後はスーツケースを押して歩かなければならない。雨が降っていないくてよかった。
観光客で賑わう通にある入り口と階段部分ですでにテンションが上がる。部屋はふたりとも大好きな屋根裏部屋だ。天窓から顔を出すとカテドラルが見える。ついにサンチアゴ・デ・コンポステーラに来たぞと実感ができる素晴らしい眺めだ。
部屋にある4つの天窓には電動式のブラインドがついている。真夏は暑いかもしれないが、素敵なお部屋だ。キッチンもコンパクトながら、ひととおり揃っている。シリアルやティーパックなどもあるし、冷蔵庫には多少の飲み物まで入っている。
迎えてくれたルイスおじさんが、洗濯機の使い方を始め部屋に関するアドバイスをくれる。テーブルの上には、街の地図を含め観光資料やオススメの食事処の資料がそろっているが、ルイスおじさんは話し好きで、我々がサンチアゴ・デ・コンポステーラは初めてだと言うと、たくさん説明をしてくれる。有益な情報を授けてくれた。
説明の途中で我々が少しだけスペイン語は分かるのを知ると、英語とスペイン語のどちらがいいか?と聞いてくれた。大胆にも「スペイン語で」と答えると、ゆっくり目のわかりやすい喋りで街の説明をしてくれた。話してくれたことがだいたい理解できたのが、自分でもびっくりするぐらいで嬉しかった。ただし、質問しようとしたが正確には伝わらなかったのは仕方あるまい。まだまだ精進だ。
建物にはエレベーターはないので住むには大変なのはかつてエレベーターなしの6階に住んでいたのでよく分かっているが、たまに泊まるにはいいか。足腰がしっかりして体力のあるうちはという限定付きではあるが。スーパーも近くにあるし、とても便利な宿だった。