2018年のテルライドスキー旅行は 10泊11日の日程。その中でどれだけの日数滑るかを悩んだ末に5日分のリフト券を購入。移動で2日取られるので実質9日。スノーシューもしたいし、もう若くもないので休息も必要。無理は禁物だとここ数年実感するようになったのだ。もっと滑りたいという時は買い足せばよいということで 5日に落ち着いた。
スキー Day 1 - 1月14日(日)
晴天。リフトは9時から動くが、我々は9時半に出発。今回の宿 Mountain Lodgeは、スキーアウトでゲレンデに出ることができるものの、スキーインするためには10番リフトで上がって滑り降りてこなければならない。残念ながら、今日現在 10番リフト Sunshine Express はまだ動いていない。
Meadows を一回練習。気持ちよく滑ることができた。気を良くしてすぐに4番リフトに移動し、一気に5番6番リフトで上がって、See Forever を降りることに。初日の午前中から果敢に滑ることができるなんて成長したもんだ(20年もスキーをやっていて進歩が遅すぎると突っ込まれそうだ)。天気が良いので、景色が素晴らしい。
二度目に5番リフトで上がるとお気に入りのレストラン Bon Vivant が営業しているようだ。少し早いが小腹がすいたので昼食に。lulun は初日だと言うのにワイン。いつもと変わらずキノコのスープとクロックムッシュを頼んでしまう。
今年はサングラスをプレゼントしてくれるという気の利いたサービスを始めていた。確かにレストランでゴーグルをしたままだとなんだし、はずすと眩しすぎるので良いアイデアだ。みんな同じのをかけているのがオモシロイ。
5番リフトのところを繰り返し滑る。かなり足に来るコースなのに、みんなよく平気に滑っているものだと感心してしまう。もう一度、See Forever を降りて途中の Corrono Ranch Restaurant で休憩。今日は Telluride Brewing Companyが無料のビール・テイスティング・イベントをやっている。生演奏を聞きながらお日様を浴びるのはとても気持ち良い。
Telluride Brewing Companyのテイスティングイベント
Telluride Brewing Companyのテイスティングイベント
近くに Team USA の人たちがくつろいでいた。なんの競技なんだろう。
lulun は今回のスキーに合わせて、初の遠近両用コンタクトを購入してみた。コンタクトしたまま手元が見えて便利。
3時前にはあがって、シャワー。洗濯。心地よい疲労を感じながら、良い感じでスキー初日を終えることがデキた。
スキー Day 2 - 1月16日(火)
今日も晴天。冷え込んで朝8時半頃でも氷点下15℃、体感マイナス20℃という寒さ。これはあまりにも厳しすぎると、リフトの始動とともに出かけるのはやめて気温が少し上がるまで部屋でしばらく待機。9:45ぐらいにようやく出発。太陽のおかげか、予想していたよりも暖かく感じてほっとする。
5番リフトを繰り返して、昼食は下まで降りて Big Billie’s でタコサラダとクッキー。このタコサラダはスキーのときのランチの我家の定番。
午後は 5番から Ophir Loop を滑ったらかなり足に来る。2時ぐらいにはかなりバテてきたので、最後は一番上まで上がってSee Forever を降りて帰ることに。
こんなに早く疲れるのは歳のせいだろうか、それにしても変だなと思っていたのだが、今までと違い kame が lulun の滑りを指導してくれるレッスン的な時間がなくなった分、始終ガシガシと滑っているのが理由だということに思い当たる。というわけで、3時前には上がった。
夕方の時間がゆっくりあるのは悪いことではない。シャワーを浴びて疲労を感じなたらビールを飲んでくつろぐ。こんな時間もスキー休暇の楽しみ。
スキー Day 3 - 1月19日(金)
薄雲が出ているものの晴天。暖かい。
週末が近づいてきて宿泊客が増えてきた。スキー場も人が増えたようで、リフト乗り場が混んでいる時間帯がある。雪が降って10番がオープンするのが待ち遠しい。今日は10番リフトの上にある12番 Prospect Express が試運転しているのも見かけたで期待が高まる。
今日新しくオープンしたゲレンデ Polar Queenに行ってみたが、ジャリジャリの氷で滑りにくい。結局、今回のお気に入りである、Ophir Loop を繰り返し滑る。昼食は再び Bon Vivantで、そしてまた同じものを注文。やっぱり、きのこのスープとクロックムッシュがよい。食後はベンチで日向ぼっこ。昼寝気分が押し寄せてくる。
lulun はワインを飲んだのがよかったのか、午前中緊張気味だったのがとれて、午後は気持ちよく滑ることができた。今日も休憩が殆どなかったためか疲れてしまい上がることに。時計を見ると 9時半から3時ぐらいまで滑っていた。結構頑張ったではないか。筋肉痛がないのは不思議だ。
そういえば、途中リフトでお話をしていたおじさんが Floradora のオーナーだと判明。毎回食べに行っているよと伝えておいた。
スキー Day 4 - 1月21日(日)
雪。ついに雪。しかし、10番リフトは動かない。
Mountain Village で氷点下10℃ぐらい。風があるので体感はもっと低い。当然のことながら、高いところに上がるとさらに気温が下がる。マイナス20℃ぐらいまでいったのではという感覚。スキーの時にここまで寒いの経験したことないのではないか。太陽が出てない分、さらに寒い。
ただし、上のほうの雪はフカフカ。よく沈むので一本目から足に来る。毎日滑っているというお兄さんいわく、今シーズンで最高の雪だとか。それを聞くとラッキーだったなと嬉しくなる。先日までジャリジャリガリガリだったところも今日は楽しく滑ることができる。
早めに Corrono Ranch でランチ。ベイクドポテトのチリビーンズかけとスープ。人が増えてきたのに加え、みんなずっと外にいるのが辛いのだろう混んでいる。ようやく2階に席を見つけることができたほど。
lulunは足が冷たくなっている。とくに左足がひどい。左の腕も冷えたし、明日は左にホカロンを貼って滑ろうかしらと対策を練る。
午後になっても10番はオープンしないようだ。かなり足にきているし、最終日の明日に備えて早めにあがることに。
当初午後までの予定だった嵐が夜まで長引いた。おかげで積雪が増えた。村でも昨夜から25センチぐらいは積もったはず。
スキー Day 5 - 1月22日(月)
晴天。予報通り恐ろしいほどの冷え込み。朝9時の Mountain Village で、氷点下18℃。体感はマイナス23℃。
明け方4時半頃更新されるリフト情報を見たら、今日も10番リフトが動かないのでちょっとがっかりしてしまった。
暖かくして9時20分ぐらいに最後の出陣。lulunは左半身が冷えるので、足と肩のリンパ腺の近くに小さめの足先ホカロンを貼ってみたらいい感じ。ランチタイムには足先にも追加した。
5番リフトを上がったところも楽しい。昨日早い時間にグルーミングしてくれてその後雪が降ったようで最高のコンディション。誰も滑っていないところに新しいシュプールを描くのって気持ちいい。足はキツイけどとにかく楽しい。
午前の最後は See Forever。天気が良いので嬉しくなる。
Big Bille’s にランチに行ったら、12時から10番リフトが開くらしいとの情報が入ってくる。でも、食べ終わってもリフト乗り場はまだスキーヤーが並んで待っているいるだけ。
ぽろぽろ諦めてしまう人もいる中、結局1時前にオープン。待っていた人たちは、開いた時にうぉーと盛り上がる。嬉しかった。みんな同じ気持ちだったんだよね。
森は雪が少ないようで、倒木などに引っかかってしまう。一回だけ滑って、諦める。あとはひたすら大好きな Sundance を繰り返し滑る。筋肉が爆発しそうだったけど、楽しい。今日まで滑れてよかった。
リフトが止まるギリギリまで滑る。10番が動いてくれたおかげで、最後はスキーインもできた。
今年も怪我なく楽しく滑ることができた。