評価：3/5点
夏に来た時、宿の近くのパン屋を調べていて最初に見つけたのがこのAu Kouign-Amannだった。だが運悪く夏休みで休業中。そうだった、この人たちはバカンスに行く人たちだった。
Au Kouign-Amann
Au Kouign-Amann
まさか今度はやってるだろう、と雪辱のためにNYに帰る朝、荷物とlulunをMont Royal駅のホームに残してひとっ走り行ってみた。幸い開いているのでひとまず店の中に入る。
店内には小さなテーブルが2つあるだけでいずれも客が陣取っている。レジ前には6〜7人の行列ができているので流行っているようではある。駅の近くなのでお出かけ前に朝ごはんを調達するのだろう。
小さな店で、カウンターのすぐ向こうが厨房となっているので作業風景がよく見える。クロワッサンは手前のカウンターに少し残っているが、脇のケースにたくさん入っていてきっと冷却中なのだろう。注文するとそっちの新しい方から持ってきてくれてちょっと嬉しい。まあ外に出たら一瞬で冷えるのだが。
Au Kouign-Amann
Kouign-Amann（左）とクロワッサン（右）
電車に乗ってから第二朝食。この一週間で思い切りおいしいクロワッサンを食べてきているので、見たところあまり膨らんでいないし正直たいしたことはなさそう。食べてみるとバターの質は良さそうだがPraline et ChocolatやFous Dessertsと比べると見劣りがする。
Kouign-Amannは層が厚く空間も大きいところが今まで出会ったものとちょっと違う。キャラメルにちょっと塩気が効いているのも特徴的。これはこれでおいしい。これがケベック風なのだろうか？
悪くはないがこのあたりのパン屋群の中では平均的でわざわざ買いに行くほどではない。でも実力は十分だし場所も良いので安心して使える。