評価：4/5点
9月になったのに夏が戻ってきたような蒸し暑い金曜日の晩、そのへんに食事に行く予定だった。こういう日にこそビール、というのは正論だがエアコンの効いた静かな我が家を出たくない。しばらくYelpを見ながらあーでもないこーでもないと言っていたが、ついにlulunが近くのスブラキ屋に買いに行く、と宣言した。
そのOpa Souvlakiは最寄りのKing Souvlakiとは反対方向、30th Ave駅から線路沿いに少し北に行ったところにある普通の店だ。Yelpでの評価は3.5星とやや分かれているが、不人気なのはホールのねえちゃんのようだ。やっぱり星の数だけを見ていたら判断を誤る。
店の雰囲気はそこらによくある古ぼけたローカルな食堂そのもの。lulunが注文して待っている間、仕事帰りに晩ご飯をピックアップしていく人たちが次々と入ってきたというところがこの店の性格をよく表している。
初めての店なのでやはりスブラキ、それとタコのサラダをゲット。スブラキにはご飯かフライドポテト、あるいはレモンポテトを付けられるのでlulunはレモンポテトを選択。ピタも入ってくるが別途パンも入っていたのはサラダのおまけなのだろうか。
タコサラダはオレガノなどのハーブがたっぷりで、Marisqueira Seabrasと比較すると漬けてから時間が経っていて保存食の範疇に入るものだ。比較するのが間違いかもしれないがちょっと残念。
スブラキは炭焼きのいい香りがしてKing Souvlakiと同等のレベル。レモンポテトも今までに食べたものとは違うタイプだがけっこう気に入った。サラダに付いてくるフェタとヨーグルトのソースが良ければ完璧に近いが、その程度の小言しか出てこないのだから優秀だ。
家から近いし炭火の香ばしさが嬉しい。タコや魚も焼いてくれるようだから一度スブラキ以外も食べてみよう。