5月26日(月)
昨夜、神戸から東京に移動してきたばかりだが、今日の夕方には成田を飛び立つ。東京で残された時間は数時間。
今回の宿は朝食付きのビジネスホテル、西鉄イン日本橋。食堂に降りると、まるで教室のような光景。みんながテレビを見ることができるようにという配置なのだろうが、異様に映る。一番前だけが先生席のように他の席と向かい合う方向になっていたので、そこに陣取りみなさんの朝食の様子を楽しんでみた。テレビを見ているか、携帯を見ているかの違いはあるものの、ほぼ全員が画面を見ている。
朝食は、和洋いろいろ取り揃えてあり、充実している。和食も気になったものの、洋食部分だけで取り過ぎてしまった。
食べたら、早速外出。先ずは人形町を散歩。東京水天宮の場所が工事中で建物が跡形もなくなっている。
近づいてみると、立替のための工事で、仮宮の場所が出ていたのでそちらへ行ってみる。なんとも味気ない。
近くには、耳にしたことはあったが初めて見る新明治座。上りがカラフルだ。
そして、明治座に向かうお着物の方たちの姿。こういう世界もあるんだな。
このあたりは、頑張っている古い建物と、新しいものの混在具合が楽しい。
紫陽花の季節がもうすぐ始まる。見たことのないガクアジサイ。「墨田の花火」という名前らしい。
近爲さんで、ニューヨークに持ち帰るお漬物を少しだけ購入。
友人との最後の食事へと神田の寿司屋へ。江戸前寿司はいいな。後悔しないようにしっかりと食べる。キンメの炙りとか、ホタテとかウマ過ぎ。
ただし、この回転寿司っぽいお皿システムだけは、どうも興ざめ。もう、昔のシステムには戻ることはないのだろうか。
寿司屋へ行く前に、日本橋のデパートに芋ようかんを買いに寄ったのだが、折り悪く品切れだったため、お寿司を食べたあと、芋ようかんを求めて東京駅まで足を伸ばし、ホテルに預けていた荷物を受け取り、一路成田へ。今回学んだこと:「欲しい時、あるとは限らぬ、芋ようかん」
群林堂 豆大福
大福
友人 Kちゃんから頂いた群林堂さんの豆大福を空港のラウンジで頂く。感動するほどうまい。手渡しながらの「本当は今すぐに食べてもらいたいぐらいなんです」との言葉通りちょっと硬くなっていたものの絶妙。買ってその場で食べたら、もっとすごかったのだろうな。
18:20 出発のJAL便。到着は東海岸時間で、26日の 18:25。13時間たっても、同じ日のほぼ同じ時間。日本行きの便での座り心地の悪さがあんまりだったので、カヤック用に百均で買った携帯クッションを持ち込んでみたところ、少しだけましになった。それでも、長時間フライトにはキツい椅子だ。
シートは悲惨なものの、食事はまとも。機内食にモスのバーガーが出てきた時は驚いた。食べ方の説明書きを読みながら、バーガーを作成。バンズとパテの間に紙が挟まっているという配慮が実に日本的で素晴らしい。
自宅に戻ったら、夕食の時間。引越して以来、食べるところの選択肢が増えたのが本当にありがたい。今日はメキシコ料理屋 El Athene のトルタ。
日本、ベトナムと存分に楽しんだ。時差ボケを早く解消して、まだやり残している引越の片付けを済ませなければ。