朝は12度まで冷えて、秋らしい一日が始まった。今日は Teatown Lake Reservationに歩きに行くことにした。
Teatown Lake Reservaion はスノーシューをするところとして候補に上がったものの、駅からの足に問題があり訪れたことがなかった。まず、電車でグランドセントラル駅からCroton Harmon 駅まで行く。車窓から、紅葉が始まっているのが時折見ることができた。駅から Teatown Lake は、10キロほどの距離。川を越えるし、ダムがあるぐらいのところなのだからかなり登りの多い行程だ。
Croton川ぞいに良さそうなスポットがあったので、LaMonica's Salumeriaで買ったサンドイッチとマフィンでランチ休憩。ダムからの水なので、とても綺麗。なんと素晴らしい気候の日曜日だろうか。この木は 2012年のハリケーン・サンディのときに流れ着いたままのものなのだろうか。
Teatown Lake Reservation のビジターセンターに辿り着いた時点でかなり疲れてしまった。歳なのか、運動不足なのか、両方かもしれない。
看板の地図に歩くコースが何種類か出ている。とりあえず、Teatown Lake の中洲である Wildflower Island に行ってみることにした。湖の周りは、鹿などの野生動物が入らないように柵を設けて保護してある。
ここ40年ぐらいの間に急激に鹿の数が増えてしまい、鹿が角で木をガシガシとやって傷めつけてしまったり、餌にするので木が減って森の状態が悪くなり、森に巣を作る鳥を始め様々な動植物が脅かされているそうだ。鹿が増えてしまったのは、開発が要因の一つだとか。鹿だけでなく、外来の動植物も森を破壊している、などのような教育的な看板が随所に設けられていた。
残念ながら中洲に渡る入口のところは鍵がかかっていた。花のシーズンは終わってしまったのだろうか。この中州は、ワイルドフラワーの保護区になっていて、近隣では見ることができなくなってしまったものを含め230種類以上の花が咲くらしい。湖のところまで来たので、湖一周コース The Lakeside Trail を歩くことに。
自転車でビジターセンターに向かっている時に見えた睡蓮に迫ったボードウォークが良さそうだったのだ。一周2.5km ほど。横道にそれて湿地の方にも行ったけど、3km足らずの歩きだ。
たくさん目についた花は、スイレンの手前の赤い穂のようなのと、キツリフネやシオン。睡蓮は最後の一輪で、葉の色が黄色くなってきていた。下にはレンコンが育っているのだろうか。
赤いのは cardinal flower だろうか。かろうじて残っている状態。
名前はわからない白い花は湿地のあたりで見ることができた。
気持ちのよい散歩で、出かけてきてよかったな。ビジターセンターにあった、トレイルマップをもらってきたので、次回歩くところを検討しよう。真冬や真夏は自転車の我々には来ることができないのがマイナスポイントだが、気候の良いときに歩くには良い所だ。
帰りの駅までの道は、下りが多めのアップダウンなので、往路と違ってずいぶん楽だ。早めに家に帰り着いたものの、少々疲れ気味なので近所の Burger Club でさらっと夕食。今週も良い週末だった。