評価:3/5点
ロブスターロール屋はいくつもあるのだが、ここJames Hook Lobsterを選んだのは魚屋がついでに料理を出しているという風情が気に入ったから。
地図によると橋の袂のようだが、そこには明らかに立入禁止のところに廃屋が。とりあえず橋をわたって対岸から見るとここが店舗で間違いない。屋根には黄金色に輝くロブスターのシャチホコも見える。
少し内陸にプレハブの仮店舗があった。
狭い店内には生簀と冷蔵ケースがあり、いろいろとうまそうなものが並んでいる。
James Hook Lobster店内
James Hook Lobster
その場で食べられるものはロブスターロールとスープぐらいのもの。もしかしたら仮店舗だからメニューを縮小しているのかもしれない。ロブスターロール(大)、クラムチャウダー、ロブスタービスクを注文して外のテーブルに陣取る。中にもテーブルはあるが狭いので客は全員外だ。天気の良い日に来てよかった。
Lobster Roll (Large) ロブスターロール(大)
ロブスターロールは最近Peter's Clam Barで巨大なのを食べているので多少のことでは驚かない。しかしこのロブスターロールは肉の大きさが特筆モノだ。爪の部分の肉もたっぷり。特有の泥臭さがないのはきれいな水で育ったからだろうか?これなら伊勢海老と比べても遜色ない美味しさだ。所詮ザリガニ、と小馬鹿にしていたロブスターを見直したぞ。
Lobster Bisque ロブスタービスク(上)、New England Clam Chowder クラムチャウダー(下)
その代わりというわけではないがスープ類は残念な出来。クラムチャウダーは玉ねぎ入れすぎでクラムも少なめ。ロブスタービスクはまあまあだが出汁が薄めでクリーム味が蛇足気味。これはLobster Placeの圧勝だ。
ほかの店で食べていないので比較はできないが、少なくともここのロブスターロールは食べる価値がある。近くに住んでいたら色々買ってみたいところだが、機内持ち込み用のお土産パックもあるし、バカ高いが通販もしているらしい。NYにいたらそこまでする必要はないし、ボストンに行ったら食べるぐらいでいいか。