2015年1月19日（月）
昨夜は時差ボケと疲労による眠気に耐えつつ10時近くまで我慢して起きていたが、やはり早く目が覚める。暖房が効きすぎて暑かったこともある。快眠のための対策を練らねば。ベッドの中でうだうだと過ごして、6時に起床。iPhone様様だ。外はまだ暗い。今年は雪が降っていないので、早朝に雪かき車が来なくて静かだ。
「筋肉痛大丈夫」と kameに尋ねると、「別に。そりゃ、少しは疲れているけど。」と答えるので、太もも触ったら「痛い！」と反応。やっぱり、痛いんやん。筋肉痛やん。
今日の朝食はフレンチトーストやスコーンがある。滞在客が飽きないように少しずつ変化をつけてくれるようだ。フレンチトーストはオレンジの香りがして良い具合。オレンジリキュールでも使っているのだろうか。
9時過ぎに部屋を出てスキーへ。昨日とだいたい同じ時間だ。そして、今日もどんどん上へと上がっていく。標高が3800mぐらいのところでも、昨日の強い太陽の光でさすがに少し雪がゆるんでしまったようだ。それが夜に冷え込んで氷になったのだろう。ジャリジャリとした感じで日頃のテルライドらしい雪質とは随分違う。こんなこともあるのか。
快調だった昨日とは一転して、lulun はスキーの操作がうまくいかず、怖がりなのでアドレナリンがでまくる。去年のレベルに戻ってしまったようだ。kame の分析によると、lulun の板はとても短いので雪面の影響を受けやすい。それで、何度も足をとられるのか。
当初の予報だと、今日も一日晴天のはずだったのに、雲がどんどん広がっていく。一本目の Madison の途中で kame が「寒い」発言。どうやら体調が今ひとつのようだ。とりあえず、下に降りることにしたものの、もう一度上に上がらないと降りる道はない。再び Prospect Express で上がってから、ゆっくり降りて、Meadows の Gig Billies's Restaurant に辿り着いたのが10時半。lulun も筋肉痛で足がキツいので一緒に一休みすることに。
ココアを飲んでひなたぼっこ。kame の手足が冷たい。風邪なのか、高山病なのか。昨夜は眠りが浅かったので寝不足が起因しているのか。少量だったが、ワインを飲んだのがまずかったのか。土曜日の休息なしだったので、疲れが出たのだろうかなど原因に思いを巡らす。
昼食時間になったので、スモールサイズのチリを二人でつついた後、kameが「良くなってきたら、一本滑ってみる」と言うので、10番の Sunshine Express で上がって、Marmot を降りてみる。身体が暖かくなって、辛かった午前中と違って楽しく滑ることができるとのこと。良かった。
天気が回復してきて暖かくなった。体調も雪質も共にいまいちなので、数本滑って今日は早々に上がることに。こんな日もあるさ。部屋に戻ったのは2時半。早い。
いくら早めだと言っても、なんと、まだ部屋の掃除が入っていない。清掃はパスしてタオルの交換だけしてもらい、湯船につかってあたたまる。ソックスを履かずにフラフラしていた kame は再び足が冷たくなっていた。お風呂の後は、葛根湯を飲んで寝てもらう。一寝入りした後様子を見ると、どうやら熱があるみたいだ。夕方からはこんこんと寝て完全に病人モード。
予報通り少し雪が降ってきた。外が薄っすらと白くなった。きっと、山の上はもっと積もっているだろう。ワクワクしてきた。問題は病人が回復できるかどうか。
kame は食欲が無いとダイエットに励むらしいので、lulun は一昨日とほぼ同じメニュー＋チーズでワインをちびちびやりながら一人で食べることにした。ところが、冷蔵庫を開けてみると、葉っぱは半分凍っているし、レモンやマッシュルームはカチカチで切れない。冷蔵庫の温度設定が最強レベルに変えられていた。昨日の掃除の時にやったに違いない。昨日の夕方は設定が変わってすぐだったから気が付かなかったのだろう。なんてことをしてくれたのだ。解凍してなんとか夕食。
新月なのに雲が出てしまった。しばらくは暗い夜が続くから滞在中にきっと晴れる夜があるさ。lulun も疲れが溜まってきたようで、9時には耐えられずにベッドへ。kame の回復を祈りつつ就寝。