2015年1月23日（金）
朝起きると lulun の吐き気は収まっていた。本人には自覚はないものの kame からは張り切り過ぎだと指摘された。張り切って、疲れて、そして寝こむとは情けない。
病気でも食欲の落ちない lulun は、吐き気が止まったので嬉々として朝ごはんを食べに行く。今日はフレンチトースト。一度食べておいしかったので再び登場するのを願っていた。しかし、喜んで調子に乗って食べ過ぎてしまった。
今日も晴天のスキー日和だ。楽しみにしていた長いスキーでの最終日の滑りだったが、明日は飛行機に乗らなければならない上に乗り継ぎのある長時間移動だ。絶不調の時に飛行機に乗るのがどんなに辛いか身にしみてわかっているので今日のスキーは諦めた lulun。
kame は午前中休んでいて午後だけでも滑る？と言ってくれ、一人で滑りに出たもののお昼ごろ様子を見に戻ってきてくれた。ちょっと微熱っぽいし、今日はやはりおとなしくしていることに。ここで諦めるとは本能だけで生きている lulun も大人なったものだ（成長するのが遅すぎるという話もあるが）。
kame もやはり、一人で滑ると休憩なしで飛ばしてしまうらしい。疲れたと言って早めに上がってきた。そうだろうよ、病み上がりだし。
kame がリフトに乗っている時、前のリフトの人達が降りる地点に到着したあたりでリフトが止まってしまうというトラブルがあったらしい。係員が近くにやってきて、「下でけが人が出て、いつ動くかわからない」と言うのを後ろの人に伝言ゲームをしていくように頼まれたとか。kame のいた地点はだいぶ地面に近い雪溜まりの上だったので飛び降りたらズボズボで脱出するのに苦労したとか。かなり長時間止まっていたらしいが、そのリフトは風の抜ける日陰の谷を通る部分があり、ちょうどそこで宙ぶらりんになっていた人たちはさぞかし寒かっただろうな。くわばら、くわばら。
朝食を食べ過ぎたあと部屋でダラダラとしていた lulun は食欲が無い。夕方にオレンジ一個、夜は林檎3/4個でお腹いっぱい。kame はと言うと、一昨日 Oak で買ってきた鶏がまだ残っていたし、葉っぱ類など冷蔵庫の整理をすると食べきれないほど。ようやく念願のビールを口にできた kame はご機嫌。通常は調達した食料は完全消化するけれど、さすがに病人続出で計算ができなかった。仕方あるまい。
明日はニューヨークに戻る日だ。洗濯をして、休み休みパッキング。食べ物に関してと同様、滑ることに関しても二人とも悔いが残ると言うか、遊びきっていないという思いを抱えた今回のスキー旅行になってしまった。そこで、シーズン中にもう一度、近場に短期間で滑りに行くのはどうだろうという話が出た。kame は途端に調査開始。相変わらず仕事が速い。