Stowe:スキー(5日目)

2015年3月15日(日)

雪がずいぶんと積もった朝。昨夜 lulun が「朝早く起きないと、パッキングやチェックアウトなど諸々あるから、8:08ホテル発のシャトルバスに乗れずに出遅れる」とわめいていたら、5時半起きになってしまった。6時で良かったのだけれど、昨夜早く寝たからいいか。しかし、外はまだ暗い。

日, 2015-03-15 07:48 - Golden Eagle Resort Golden Eagle Resort

天気予報を確認して今日の服装を最終決定。気温は氷点下5度ぐらいだが、吹雪く上に、風が強くなるというので、予定よりも暖かめにして出かけることに。

荷物をフロントに預かっておいてもらう。到着した日は暖かくて大きな水溜りが立ちはだかっていたが、今日は新雪がたっぷりあって歩きやすい。ただし、スーツケースを転がすことができない。

8:08のスキー場行きのシャトルバスに余裕で間に合った。今日もスキーヤーがどんどん乗ってくる。ところが、途中で lulun はゴーグルがないと気がついて焦る。どこにおき忘れたのか全く記憶がない。荷物を預けたりとバタバタとしたために身の回りの荷物に気持ちが行き届かなかったのだろう。それに、取りに戻るなんて時間がもったいない。「ゴーグルがない」とlulunが口にした途端に、kame が「買えばいいよ」と即座に言ってくれて、うるうる。シーズンも終わりだからセールやっていたよとも言ってくれる。ないものは仕方がないのだからという諦めの良い kame の弁だが、なんでなくしたんだと思うのが普通だろう。バスを降りてショップに入ってキョロキョロとしているうちに、レンタルがあるかもと思いついてくれた。結局、ゴーグルを1日借りて17ドルなり。スキー場のロッジのレンタルショップは高いが仕方がない。買うよりはずっと安い。でも、宿の近くで借りた板の値段と同じとは。そして、その借りたゴーグルがとっても汗臭い。消臭スプレーが欲しい。

さあ、気を取り直して滑るぞとリフトに乗りに行くと、ゲートが開かない。3日分のリフト券を買うと4日間使えるというキャンペーンで買っていたのに。3日分しか有効になっていなかったようだ。仕方がないので、1日分を追加で購入して、帰ってからクレームすることに。ゴーグルとリフト券のトラブルで、かなり時間をロスしてしまった。

日, 2015-03-15 08:59 - Stowe Fourrunner QuadStowe Fourrunner Quad

まずは、4人乗りのリフトで高いところまで上がる。雲の中で視界が悪すぎて足元も見えないと焦ったが、ゴーグルを拭くと少しはましに。一晩たって lulun ができなくなっている部分に、すかさずチェックが入る。そして最終日まで lulunの長い板の練習に付き合ってくれる。

山は村よりもさらにたくさん雪が積もって、フカフカで滑るのが楽しい。Tellurideでは雪不足だったので、こんなのは今シーズン初だ。日曜日に滑ってから帰ることにして良かった。

日, 2015-03-15 10:45 - Stowe Ski ResortStowe Ski Resort

お昼は定番になったポテトとクラムチャウダー。そして持参のナッツたっぷりバー。11時過ぎに食べに行ったのに、すでにかなり賑わっている。7時半に一番に動き出すリフトを狙ってきた人たちだろうかと思っていたらこれから滑る人もいるようだ。

後半戦を滑り始めると、股関節が痛い。さすがに、疲れが溜まってきたようだ。最後だと思うとついついもう一本と無理して滑る。これだけ楽しめれば、今シーズンは思い残すことはない。

宿の戻って、kame はスキー板を返しに行き、lulun はパッキング。

ホテルの人に、ゴーグルが届いていないか聞いたところ、調べて持ってきてくれた。手にしていたのが黒いゴーグルだったので、「それは私のではない」と言葉が出かかった途端、メーカーのマークが目に入る。「あれ?同じ?」受け取ってしげしげ見るとそれは kame のゴーグルではないか。どうやら kame は今日 lulun のシルバーのゴーグルをして滑っていたようだ。二人ともその事実に気が付かなかったとは。いずれにしても、ゴーグルが戻ってきてよかったよかった。

日, 2015-03-15 15:52 - 雪国の車雪国の車

完璧に荷物を片付けて車の到着を待つものの来ない。しびれを切らした心配症の lulun が、kame に電話をかけてもらう。すると、もうすぐ着くはずだとの答え。結局予定より一時間以上遅れて到着。なんとか間に合いそうだと安堵。それにしても、雪道を走ってきた車に汚れた氷の結晶が張り付いていて汚い。ところが、荷物を積み込んだりしているうちに、もう一台のお迎えの車が到着。よくわからないが、先客も乗っているそちらに乗り換えて同じ便に乗る予定の父子とともに空港へ。運転手はフライトの時間を聞いて、良かった間に合いそうだと。空港でのんびりビールを飲む予定がダメになったのだよ私達は。

日, 2015-03-15 17:03 - 軽くてフルーティ、甘みありEquinox Pilsner

荷物を預けて大急ぎでゲートに行くと、フライトが遅れるらしい。それではと、ビールを飲みながら時間を潰すことに。まずは、Equinox Pilsner。バーリントンの Northshire Brewery のピルスナーで、軽くてフルーティ、甘みある。もう一杯飲みたいよねと頼んだのが、こちらも地元バーリントンの Queen City Brewery の Queen City English Porter。スモーキーだけど意外な軽さ。まろやかでうまい。バーリントンはビールも楽しい。もう少し近かったら年に一度は来れるのに。

日, 2015-03-15 17:41 - スモーキーだけど意外な軽さ。まろやかでうまいQueen City English Porter

往路と同様、出発時刻がどんどん遅くなっていく。係員のところに話をしに行く人が多いなと思いながら待っているうちに、搭乗予定の人が減っているではないか。そうか、我々は家に帰るだけだが、ラガーディアで乗り継ぐ予定の人は乗継便がもうないのか。さらには、NYに行きたいだけの人でも、諦めて明日の早朝便に変更した人もいるようだ。

日, 2015-03-15 21:36 - Burlington AirportBurlington Airport

待ちに待った、遂に我々の乗る機体がNYから到着した。ピザの箱を持って降りる人の姿がちらほら。彼らはずっと機内で待機だったのかもというのが kame が考察。そういう場合、機長の判断でピザの出前があったりするそうだ。我々は、空港内で待っていただけまだマシだったのかも。結局、21:40発と言われていたのが、21:10に搭乗を開始したので喜んだが、ラガーディアが混みすぎていて出発許可待ちに。ぬか喜びだった。機内から空港ビルを眺めながら、お願いだからあそこに戻る事態にならないでと願いつつ、しばらく待っていると遂に飛び立った。最終便が飛び立つまで、残業してお店を開けてくれいていた方々ありがとう。

日, 2015-03-15 22:26 - Arriving NYCArriving NYC

遂にニューヨーク。いつも美しい夜景だが、今日のNYCは特に美しく見える。