St. Martin(6日目)

2015年5月15日(金)

5泊6日の旅はあっという間に過ぎ、ニューヨークに戻る日がやってきた。雲が多いものの今日もお天気だ。最後の朝は虹が挨拶に来てくれた。

金, 2015-05-15 07:13 - Grand Case Beach Club

朝食は、昨日に引き続きフルーツの盛り合わせを注文。ラインナップは同じだが、今日はパイナップルがとっても熟れていてさらに美味しい。南の島の幸せ。

金, 2015-05-15 07:56 - パパイヤ、バナナ、メロン2種、パイナップル、オレンジ、イチゴ、梨のような果物宿の朝食 フルーツ盛り合わせ

11時のチェックアウトまでの時間をどう過ごそうかと家族会議の結果、もう一度海に入って遊ぶということで意見が一致。ほかの選択肢としては、水に入らずに11時までだらだらするか、さっさと荷物をまとめて空港に行ってチェックインを済ませ、10時55分に着陸するKLMの747を見るかぐらいなのだけど、飛行機野郎でもないので、水遊びを選択。

海に入って遊びながら、アクティビティ道具の貸出の窓口が開く 9時まで待つ。そして、9時とともに Stand Up Paddle と Raft を借りる。

金, 2015-05-15 07:41 - Grand Case Beach ClubGrand Case Beach Club

お兄さんが、「Standup Paddle は初めて?」「そう、英語はあんまり得意じゃないけど説明するね」と丁寧に教えてくれた。穴があいているところが真ん中で、まずそこに膝をついてこぐ。常に視線は遠くにやり、ボードを見ないこと。立つときも真ん中に立つ、というような感じ。もしかしたら、昨日奇跡的に立てないお兄さんがいたから、初心者には指導しなければいけないということになったのだろうか。

膝をついて漕いで、すぐに立ってみたら、意外や意外、立てるではないか。確かに、遠くを見るのがポイントだった。下を見るとバランスが取れない。立てたものの、さすがに足は緊張で固まっている。「リラックス、リラックス」と唱えながら、やっているうちに少しずつ慣れてきた。ただし、風にあおられるとバランスをとるのが大変なのはカヤックの比ではない。

金, 2015-05-15 12:43 - ナツメヤシナツメヤシ

しばらやくやって kame と交代。kame もすぐに立ったものの、初めてなので下半身がこわばっている。力を抜くのが得意な kame が硬くなっているところなんて初めて見たかもしれない。ずっとチーシー状態なので疲れると言って、少しやっただけですぐに lulun と交代。カヤックのようには楽しくないらしい。 どうやら、ラフトに捕まって、ぴちゃぴちゃと遊んでいる方が楽しいらしい。子供の頃から浮き輪に入って、ただゆらゆらしているのが好きだったのを思い出したとか。ダラっとするのが苦手で、次々とやることを見つけていく kame の意外な一面を見ることができた。

lulun はと言えば、最初はボードの上に立てないのではと思っていたのに、緊張しながらもあっさり立つことができたのが嬉しかったこともあり楽しんだ。もっとも、例えばオイスターベイに行った時、わざわざカヤックではなく SUP の方を借りて遊ぼうとは思わないけれど、今回のようなリゾート地のようなところで無料で借りられるなら、またちょっとぐらいやってもいいかなという感想。

そんなに疲れないと思っていたけれど、陸に上がってみれば、随分体力を使っていたのがわかる。疲労感が体中に広がる。

金, 2015-05-15 11:15 - taxiランプをフロントガラスのところに置いてあるだけというのが、緩くてカリブ的taxi

部屋に戻ってシャワーを浴びて、荷物をまとめている時に、テーブルの上にお手紙を発見。木曜日の夕方、マネージャーとの懇親会の招待状と、チェックアウトの際の指示。いつの間に(昨日の掃除の時?)。全く気が付かなかった。チェックアウトを翌日に控えた客は懇親会に呼ばれるのか。我々が一番苦手とすることなので、気がついていても行かないけれど。

出立。鍵を返して、タクシーを呼んでもらう。フランス時間&カリブ時間なので、10分で来るはずが現れない。そんなものだろう。

金, 2015-05-15 12:49 - Princess Juliana AirportPrincess Juliana Airport

空港までの道は、ところどころ渋滞している。到着した時は、スムーズに来たけれど、なるほど、これがガイドブックに書かれていた「慢性的に渋滞するので余裕を持って」ということか。Marigot はフランス側の一番大きな街だけあって、お店がいっぱい。人口密度も違う。Marigotと比較すると随分田舎にいたのだな。道は信号がなくてもそれなりの秩序で流れていて、みんなが渋滞に慣れているのだろう。

金, 2015-05-15 12:35 - Princess Juliana AirportSunset Beach Bar

12時過ぎにはチェックインを済ませ、タクシーで Princess Juliana Airport に着陸する飛行機のビューポイント、Sunset Beach Bar に移動(タクシー代は$8)。ちょうど、KLM の離陸の時にぶつかって、ビーチからはみ出した人たちが道路にまで溢れる人だかり。タクシーの中から、なんとか飛び立つのを見ることができた。

金, 2015-05-15 12:39 - Princess Juliana Airport滑走路からすぐのビーチ

本日の大イベントの一つが終わって、人がぞろぞろとバーに吸い込まれていく。我々もまず一杯と kame がカクテルを買いに行く。その間にも Fedex など小さな予定表に出ていない飛行機が次々と降りてくる。写真を撮りたいと心がはやるが、荷物番の勤めを放棄するわけにはいかない。次の大物は 757、12:55 のDeltaだ(つまり、我々が乗って帰る機体)。

金, 2015-05-15 12:24 - Princess Juliana AirportSunset Beach Barから見た着陸する飛行機

周りの写真も撮りたいので、少し早めだけれどバーから離れてビーチ中ほどの滑走路正面にあたりに移動。そのとき、遠くに機体の姿が。これは何だ?大きいぞ、と思ったら、なんと Delta が15分も早く到着したようだ。

金, 2015-05-15 12:37 - Princess Juliana AirportPrincess Juliana Airportに着陸するNY発Delta機

早めに移動していて良かった。まだ、みんなのんびりと構えていたようで、ほとんど人も集まっていなかった。NYを飛び立って真ん中辺りまで飛んだ時点で到着時刻を確認したときは、定刻だったらしい(そんなことを密かにしていたとは、さすが kame 抜かりない)。今日はツイているかも。

タクシーで移動してみて、ターミナルまで近いということが判明したので、空港へは歩いて戻ることに。今日もしっかり楽しんだぞ。

金, 2015-05-15 12:47 - Princess Juliana Airport貨物機

パスポートコントロールとセキュリティを通過後、少し時間があるのでラウンジに。出発ゲートの目の前がラウンジという幸運。時間ギリギリまでくつろげる。ネットも使える。昼食を食べていなかったので、食べ物がぱっとしないと思いつつみつくろったら、さつま揚げみたいなのが美味しかった。ただし、飲み物は水さえもお願いして出してもらわないといけないのが面倒。水だけもらって喉の渇きを潤す。

昼食を食べないわけにはいかないと、パニーニと水を購入して待機。早めに到着しただけあって、定刻通り飛びそうだ。帰りは、4時間もかからずに飛んでしまうらしい。18:20に到着とは嬉しいぞ。

米国からはスペイン語圏も多いし、旅も言葉ができると精神的に楽だからと、kameがついに少しスペイン語をやろうかと思い始めた。とりあえず、lulun がやっている app を紹介。lulun と違って語学の才能あるし、仏語ができるのだから大丈夫だろう。