評価:3/5点
山の中は携帯の電波が入らないのでLake Louiseでの昼食スポットはあまり予習していなかった。ようやく圏内になったものの、思ったより小さな村で外食スポットが少ない。
Lake Louise Station Restaurant
どうしようかと思案しながらYelpを眺めていると、駅をレストランに改造した店がある、という声が車内から聞こえる。食堂車もあってこちらは要事前予約で$200ドル以上の飲食が必要だが、駅舎で食べるのは特に制約なし。鉄子のlulunがその気になっているのが伝わってくる。
その名もLake Louise Station Restaurantは村のはずれ、道路の行き止まりにあった。回りには何もないので静かだ。
中に入ると待合室を改造した食堂は天井が高くなかなか良い雰囲気。暖炉に火が入っているののも嬉しい。けっこう客が入っていて、大きなテーブルが見えないので少し心配したが右側にも部屋があってそちらは大人数の客も収容できることがわかった。
料理は普通にアメリカンというかカナディアン。味はまともでお値段もリーズナブル、店員もきちんとしてなかなか快適だ。
確かニンジンとりんごとかぼちゃのスープだった。りんごはわからないぐらい。
だいたいサーモンはハズレがないものだがここも同様。
キッシュもきちんと作ってある。
パスタとステーキはまあまあ。
食べ終わってから外の食堂車を見に行った。ちゃんとCanadian Pacificの車両が置いてある。
鍵がかかっていて中には入れないが内部の様子はよく見える。
こっちに客を入れたらスタッフを張り付けないといけないし料理を運ぶのも手間だから要予約というのも無理ない。どちらかというと駅舎の方が快適で雰囲気も良いのでわざわざこっちで食べることもないような。動かないし。
料理は特にどうということはないが堅実で、駅舎の雰囲気を上手に残しているのは魅力的。壁に掛けてある昔の写真を眺めて回るのも楽しい。おまけに時折本当の貨物列車も通る。食事はしなくても行ってみる価値はある。