評価：2/5点
日曜日は近くの超有名Craneリゾートでバルバドス料理のランチビュッフェがある。お値段は一人B$80（US$40）とぶっ飛びの高さなので一瞬怯んだのだが、手軽に色々な料理が味わえる魅力は捨てがたい。
リゾートに一歩入ると規模の大きさと高級感にびっくり。こういうところはそれなりに快適で良さはあるけどやっぱり好みのタイプではないな。迷路のような通路を標識を頼りになんとかレストランへ。
崖の上なので海がよく見える。窓側の席はほぼ埋まっているが空席は多い。だが予約していないと言うと少しゴタゴタしてから奥のテーブルに案内された。まだクリスマスじゃないのにそんなに混んでいるのだろうか。ティンドラムの生演奏まで付いている。
客層は欧米人のリゾート客ときちんとした身なりの地元民が半々ぐらい。彼らがわざわざ食べに来るというのはなかなか好印象だ。老舗なのできっと特別な日に家族でご馳走を食べに来るようなところなのだろう。事実ティンドラム奏者が誕生日の客3〜4人にお祝いの言葉を述べていた。
料理はさすがに種類が豊富だ。豆入りご飯を中心にマカロニパイ、芋類、郷土料理のCou Cou、バナナといった炭水化物にローストビーフ、ローストチキン、ハム、ビーフシチュー、もちろんトビウオのフライと煮込み、それに蒸し野菜やサラダというラインアップ。
予想通りに一番美味いのはトビウオのフライだった。マカロニパイもCuttersよりは出来が良いしローストチキンも悪くないのだが、全体的な印象はちょっとがっかり。味付けがタイムに頼りすぎてバランスが悪く、The Islandsの方が味的には数段上。こんなところでNYのカリブ料理屋に思いを馳せるとは皮肉なことだ。
せっせと食べるほど美味くもないが、晩ご飯を探しに行く手間を省くためにもう一巡してからデザートへ。
写真の通りなかなかの充実ぶりだ。
ブレッドプディングは美味。Conkiesは思ったよりもスパイスが効いて甘い。
悪いとは言わないが全体的に味は普通。これだけの種類を一度に味わえるのはいいので日程に一度ビュッフェを組み込むのは悪くないのだが、なんとしても値段が高すぎる。Craneのような高級リゾートでなくても週に1〜2回ビュッフェをやっているところはあるのでそちらを試してみるのはいいかもしれない。Craneのはもういいや。