Barbados: Uncle George's

評価:4/5点

ついに金曜日の晩、Oistinsのフィッシュマーケットが賑わう時が来た。昼間はCarlisle Bayで過ごし、帰りにOistinsに寄って晩ご飯を食べて帰るというプランを立てた。

首都Bridgetownから南の海岸沿いを東に向かう道は夕方になるとけっこう混雑する。早めに出たのだが案の定渋滞に巻き込まれ、Oistinsに着いてスーパーで買物をしている間にとっぷり日が暮れた。

Oistinsは今までと見違える賑わい。店によっては長蛇の列ができている。呼び込みを無視しながら軽く一回りし、繁盛していてかつ地元民の姿が見えるという条件で最終的にlulunが選んだのがUncle George'sだった。

よく見ると地元民は一組だけであとは観光客だけどTrip Advisorでの評判も良かったし何よりも写真が美味そうだったので気になっていた店だ。だいたいバルバドスの店はどれも「だれそれの店」という名前なのが好ましい。

メニューというものはなくてその日入荷した魚が黒板に書き出されている。注文方法は魚を選んでお供の炭水化物を選ぶだけ。トビウオがなかったのは残念だが、おっさんがせっせと魚を焼いているグリルを見に行ったらエビが美味そうだったのでエビとカジキを選択。炭水化物はグリルドポテトとマカロニパイを選んだ。これにコールスローが付属する。

Bankerを飲みながら待つが混んでいるからかなかなか料理が来ない。テーブルには我々を含めて二人連れの客が三組いるのだが、最初に出てきたのは一番後から席についた隣のドイツ人夫婦。大きくて美味そうなレッドスナッパーとシイラに熱い視線が集まる。

ようやく運ばれてきたが魚の量がすごい。焼き目がしっかりついたカジキはショウガの効いたタレたよく合って美味。エビもプリプリで大型が9尾もある。クリスピーな尻尾もいい。

付け合せにはコールスロー以外にもグリルドポテトが付属するようなので、ポテトを選ぶと単に増量されるようだ。ポテトはガーリック味なのでそのへんでよく見かける例のガーリックペーストを塗っている模様。これもうまい。

ビールが足りなくなっておかわりしたかったけどなにしろ混んでいるので担当のねえちゃんは視界の外に行ってしまい姿が見えない。諦めて勘定しようにも捕まえるまでが大変。だからよけい混雑するのか。

Uncle George'sの賑わいは周囲のの店が少し可哀想になるぐらいだが、このクオリティなら無理もない。

(カメラが水没したのでこの時の写真はなし。残念。)

コメント

最初に相手をしてくれた人が担当になるようで、同じテーブルに3組いて担当者が全部違う。そして、自分の担当の客しか相手にしないという徹底したシステム。チップだけが頼りな給与体系なのだろう。