評価:3/5点
Tellurideにはほぼ毎年通っているので目新しいものはほとんどないのだが、今年の発見は夕方になると現れるスープ屋の屋台だった。部屋の窓から見えるところが定位置なのでずっと見ていたのだが、最終日になってようやく試すことができた。
この数日前、夕暮れ時にMountain Villageを散歩して帰りに買おうと思っていたら屋台はあるけど人がいない。Back Soonという張り紙はあるのだけどなかなか人影が現れない。屋台の主は若い男女のカップルなのだが、何か不測の事態があったのでは、とちょっと気になる。諦めて部屋から見ていたのだけどずっとそのままで、客らしき人たちがしばらく様子を見てから諦めて立ち去る、という光景が繰り返された。その後暗くなってから男のほうが撤収作業をしに戻ってきたのが見えた。
最終日にピザを買いに行く前に寄ってみたら人がいる。訊くとスープは4種類あってチリ、キャベツとコーンビーフ、ジャガイモ、ベジタリアンということらしい。チリは昼に食べたのでキャベツとコーンビーフを買ってみることにした。
数日前のことを尋ねると特に何かあったということではなく、寒い時は広場の反対側にあるバーで暖を取っているらしい。でもこちらの様子を見ているので客が来たらすぐに出てくる、と主張しているのであの日は一体何だったのだろう。まあたいしたことなくて良かった。
カップ一杯8ドルは高いが、こういう場所だし素材にも色々こだわっているようなので仕方あるまい。トッピングも種類が豊富だがここではニンジンチップを選んだ。
具はキャベツとコーンビーフだけかと思いきや、ジャガイモとニンジンもたっぷり入っていてボリュームがある。確かに美味いしゴロリとしたコーンビーフもよろしい。
営業時間は午後3時ぐらいから6時の模様。今気がついたがYelpにページができている。Telluride Soup Co.という名前はあまりと言えばあまりだが、今後どういう展開になるかちょっと楽しみ。