評価:4/5点
アストリアには目立つ存在のインド料理屋がない、と思っていたら忽然とKurry Qultureが現れた。ローカルな素材を使ったインド料理という方針気になるけど、開店からしばらくはプリフィックスのみだったので食の細いlulunとkameには不向きだった。そのKurry Qultureがこの春からはアラカルトになるという。
小雨の降る火曜日の晩に行ってみた。客席はけっこう広いのだが先客はカウンターで一杯やっている一組だけ。月〜木の7時まではハッピーアワーでビール$4だというのは覚えておこう。
店の一番奥、窓側の席に通される。小さいが庭があって暖かくなったら快適そうだ。タップのビールは4〜5種類ぐらいでごく普通のラインアップ。KingfisherとHennepinを選択。
テーブルにパニプリが運ばれてきた。南インド風ではない味付けが新鮮だがきちんとした仕上がりだ。うん、これは期待できる。
メニューは季節で変わるし食べたいものは色々ある。初めてなのでチキンコルマでお手並み拝見ということにした。
これはいける。スパイスがマイルドにまとまっていてけっこういい。
蓮の実のカレー Phool Makhane Ki Sabji
初めて食べる香ばしいポップコーンみたいなものは蓮の実らしい。あまり味はないような気がする。ソースはコルマに似ているようでけっこう違い、これもいける。
バドゥーラはチーズ入りと書いてあったのだが、どうやら生地に練り込んであるということなのだろうか。別に普通のバドゥーラだった。
オクラのフライはやや意表を突いてヤムのような和え物。これはゴーヤでやってもらいたいところだ。ビールが進む。
全体的に水準は高く、マイルドなスパイスの扱いがとても上手だ。今の季節は素材が限られるけど、夏から秋にかけて再訪したい。美味しいズッキーニやスイスチャードをどう料理してくれるか楽しみだ。