評価:3/5点
lulunとkameにとってフィラデルフィアといえばインドネシア料理屋だが、実はリトル・カンボジアもあるということを今回知った。最初のターゲットはKhmer Kitchen。
AmtrakでNYCから着いた日曜日の昼、そのまま地下鉄で現地へ直行。駅からひたすら歩くこと15分。
小さな店でけっこう混んでいる。近所の家族連れが多いが、わざわざやって来たという感じの客もいてそれなりの知名度なことがわかる。
蓮の茎のサラダがあったので注文したつもりだったが、出てきたのはキャベツと鶏のサラダ。ややがっかり。でも甘酸っぱくてハーブがたっぷりで爽やか。鶏もいい感じ。夏場はこういうサラダも悪くない。
次は今週末のスペシャル、Prah-Hop Kohp。豚肉を挽いてスパイスやハーブと炒めてからバナナの葉で包み、直火で焼いたものらしい。こいつを生野菜と一緒に食べるのでタイのナムプリックのようなものだ。
これがなかなか辛くてスパイシー、塩気も強いのでなるほど生野菜はご飯によく合う。茄子やインゲンを生でポリポリやるのは初めてだがなかなかいける。
かなり量が多いのでこれだけでも十分なのだが、最後は汁物。優しい味だがわずかにターメリックなどのスパイスが使ってあって今までにない味わい。カボチャで甘みがついているのも良い。ベトナムとタイの中間ぐらいの味、と言ってしまうとやや安易だが、まあその説明で概ね当たりだと思う。うまい。
初体験のカンボジア料理だが、やっぱり知らなかった味でほかにも色々食べてみたくなった。推測するにこの店はどちらかというと家庭的な味わいなので、同じエリアにあと数軒ある店も試してやろう。