先週インドネシア・フードバザールがあったばかりだが、今週はElmhurstの教会でフードバザールがある。一度Woodsideであった同様のイベントに行ったことはあるがこの会場は初めてだ。意気込んで出かけた。
開場の12時を少し回ったタイミングで現地到着。Elmhurstは何度も行っているがいつもこの手前で引き返すのでこんな教会があるとは知らなかった。人が出入りしているのが見えるし柵に横断幕が掲げてあるので間違いない。
中は人でごった返していてすごい熱気。外周の壁に沿ってぐるりと店が出ている。左回りに一周することにした。
いきなり豚を扱っている店を発見して二人とも大興奮。背後の壁にLapo Tuak Aisoiseというポスターが貼ってあるのでこれがその店なのだろうか。でもスマトラ料理だというのがやや解せない。
おなじみのサテ屋をはじめアストリアに来ている店もちらほら見えるが、大半は見慣れない店なのでさらに興奮。
屋内で火が使えないので既に料理がパックされているのもいつもと違う。なにしろ混んでいるので客一人にかける時間を短縮できるという意味での効果はある。
とりあえずお昼を食べなければならない。最初に見た豚屋で焼きそばと豚のサテを買い、席がないのでステージをテーブル代わりにして食べる。
豚のサテというのは嬉しいのだけど、やっぱりいつものサテ屋のサテ・アヤムの方が美味い。やはり出来てからだいぶ時間が経っているというのは不利だが、あのサテ屋が優れているのも紛れも無い事実。
焼きそばもまあ普通。
もうひと回りして晩ご飯を物色。一通り買ったけど何かもう一品お昼に食べてからチェンドルで締めて帰るか、と思ったけどあまりの混雑と暑さに音を上げ、チェンドルだけゲットして帰ることにした。なんといってもここはElmhurstなので帰り道におかずやお菓子を買える店はいくらでもある。
外に出ると涼しいし風も吹いてほっとする。さっき夜用に買った厚揚げがホカホカなのでそいつを食べることにした。かじってみると中にはビーフンが入っていて、しかもこの豆腐の味が良いのかとても美味しい。温かいうちに食べて正解だった。
もちろんチェンドルも美味。
少し生き返ったのでやっぱり豚屋で豚肉ご飯と、少し先の店にあったプリンを買い、まっすぐ帰ることにした。開場に再突入し、lulunが豚ご飯を買っている間にプリンのあった店を見に行くと既に売り切れいている。仕方ないので左奥の店でココナツクレープをゲット。
晩ご飯のラインナップは:
ナシチャンプル。鶏肉と茹で卵、厚揚げ入りのカレーがビニール袋に入っている。ご飯はココナツ風味でなかなか美味い。揚げ物はまたもや豆腐だが美味。
ローストした豚バラとご飯のセット。肉にはあまり味がついていないのだが、刻んだ野菜を緑色のサンバルで和えたやつが激しく酸っぱ辛くて刺激的。
魚はアジを揚げてサンバルをからめてあるのだが、魚の下処理がいいかげんで食べにくい、とlulunが閉口している。味はけっこういいんだけど。
バナナの葉で包んであるのは豆腐。買う時に並んでいる商品がどれも豆腐だと言われたので首を傾げたのだが、本当にほぐした豆腐をサンバルで和えたものを包んで焼いているようだ。これも美味い。茹で卵も付属。
珍しくウズラの卵の串焼きがあったのでゲット。二人とも好物なのだが、各串に卵が4個ずつあるはずなのに一本は3個しかないのが悲しい。テンペは最近お気に入りのフォアグラタイプだ。
デザートのココナツ入りパンダンクレープはバリで食べたやつを大きくしたもので味はほぼ同じ。ムッチリした皮にパームシュガーとココナツが合ってとても美味しい。
いつものフードバザールとは色々な意味で要素が違うのでかなり楽しいのだが、なにしろ人が多くて暑いのが難点。どうやら今年は例年より大きな会場を選んだようだが、来年はさらに広いところ、できれば屋外でやってもらいたいところだ。