評価：2/5点
Anse Chastanetのビーチは公共の場ではあるが事実上同名のホテルのテリトリーだ。なのでTrou au Diableレストランもホテルの経営で、宿泊客以外の客はマイノリティ。
ランチの主力はビュッフェのようで、品数は豊富そうだがそこまで食べなくてもいいのでアラカルトで行くことにした。
lulunが目ざとくlambi入りのアクラを発見したので迷わず注文。ロティもあったのでチキンカレーのロティ、それに島に来たので本日の魚料理のバラクーダという構成にした。
アクラはけっこうカレー風味が強く、ランビ入りだというがなかなかそれらしきものに当たらない。いくつか食べた後でようやく弾力がある小片が見つかった。たこ焼きでこれだったら怒るところだ。ソースは蛇足。やっぱりアクラはマルティニークがいいという結論になった。
ロティは一応まともな皮にまともなチキンカレーが入っている。芋はジャガイモではなくてローカルなprovisionsを使ってほしいところだがまあいいだろう。そういえばメニューにはグルテンフリーと書いてあってけどどう見てもこの皮は小麦だ。
バラクーダはグリルしてあって酸味のあるクレオールソースと合わせてある。もともとたいして美味い魚じゃないからあまり期待していなかったが、予想通りたいしたことない。付け合せがご飯だけとやや寂しいうえにこちらの出来もやや不満。
ビーチに一軒しかない店だし完全にツーリスト相手だから仕方ないのかもしれないが、この値段でこのレベルでは少々いただけない。夜のインド料理はわりと評判いいのでメニューの選択を誤ったのかもしれない。ランチタイムにはサンドイッチなど軽食系を選んだほうがいいかな。