評価：1/5点
夕方に家を出てSoufriereの町まで歩く。日没を見届け、街をふらふらしていたらどんどん暗くなった。明るいうちに目についていたPetit Peak Restaurantに入ることにした。漁港の桟橋のすぐ前だ。
空いているが地元客も来てるのでいくらか期待できそうだ。海が見える窓際のテーブルはは予約席という札が並んでいるがそのうちの一つに通してくれた。カネを落としそうな観光客優先席という意味だろうか。
地元のPitonビールを飲む。このへんの島のビールはどれも軽いラガーでたいした特徴はないがどれも気候に合う。沖縄で飲むオリオンが美味いのと同じ。
メニューはシンプルでロブスターやランビなどという素材はないし、鶏料理も一種類のみ。魚は数種類あるので魚と豚を選んだところ、豚が品切れだったので魚ばかりになってしまった。
マグロのグリルとmahi mahiのポワレなのだが、いずれもいずれもガーリックバターで同じ味付けだし付け合せも全く同じ。一応違う料理のはずなので釈然としない。味は普通。揚げバナナができたてなのはいいのだがご飯の味が今ひとつ。ツーリスト価格でこの味はちょっと不満だ。
それ以上に問題なのがテーブルの上の黄色い光のランプに羽虫が集まってみるみる落下してくること。最初は虫が多いなあ、ぐらいだったのだが皿が虫の死体だらけになる。思いついてランプから離れたが落ち着いて食べている場合ではなかった。
そもそも味が今ひとつだったから味わう暇がなかったのは別に問題ではない。それより沖合で成長している積乱雲の動向が気になる。あっちは西だからもしかしてこっちに向かってくるのでは？と思い、さっさと帰途につくことにした。まあこういうこともあるさ。