評価：4/5点
セントルシアに来て3日めになるのにまだ美味しいと言える店に出会っていないのは由々しきことだ。TripAdvisorに出ていた一番ローカルな店に希望を託して行ってみることにした。
植物園に行った後、Soufriereの街とは反対方向に少々歩く。郊外の住宅地の中、普通の家みたいな店がFedo'sだった。
ツーリストらしい客もいるが、近所の人がお昼を持ち帰りしたり飲み物だけ買いに来る客もいる。様子を見ているとツーリスト二人プラス現地人という組み合わせの客が多いのでガイドが客を連れてくる店でもあるらしい。これは期待できるぞと思う一方、隣のテーブルから料理がまだいっぱい残っている皿が下げられていったのがやや不安。
扇風機の風が届きそうなテーブルを選んで座ろうとすると、立っているおっさんが別のテーブルの側の扇風機を付けてくれるこっちに座れという。店の人かと思ったらテイクアウトを待っている普通の客のようだ。店員はおばちゃん二人だけの模様。
喉が渇いたのでまたまたPitonビールを飲みながら食べる。黄色いソースは甚だしく辛くて酸味もあることはわかっている。
ロティは確かEC$3追加でサラダ付きにした。どこでもキャベツとニンジンぐらいしか出ないのでそういう島なのだろうが、一切れだけ付いてくるアボカドが最高に美味。ロティも骨付き鶏カレー入で写真の通りかなり大きい。ジャガイモも美味しいし皮もちゃんとしてる。辛くないのでここぞと黄色いソースを追加。
魚のカレーはマナガツオっぽい味だがなんという魚なのだろうか。このカレーも美味で、付け合せの芋3種とプランタンもうまい、と思ったのだがlulun曰くプランタンは不味い栗みたいだと不評。ポクポクしてけっこういいと思うんだけど。レンズ豆入りご飯もおいしい。
帰りの道のりに備えてパッションフルーツジュースを飲む。甘酸っぱくてよろしい。
この店は当たりだ。シンプルだけどきちんと作っていて好感が持てる。味もいいが量も多いのでお腹をすかせて行きたいところだ。隣のテーブルの客は単に食べ切れなかったのかもしれないな。これでEC$50、つまりUS$20でお釣りが来る。満足だ。