評価:2/5点
本当はMount Cinnamonのレストランに行くつもりだったのだ。でも行ってみたら受付で今日はレストランは休みで、ビーチバーならやっていると言われ、そちらに行ったら開店は30分後だと言われる。
どうせたいしたものは出せそうにないし気分が悪いので断ったが、よりによって今回はバックアップを用意していない。まさかホテルのレストランが閉まってると思わなかったのが甘かった。
あまり遠くには行きたくないしな、と思っていたらlulunがLe Chateauはどうだ、と提案してきた。すぐ近く、Food Fairの角を曲がったところなので即決。
客は少ないが店の感じはなかなかいい。案内された席は厨房の換気扇から油の臭いがするのがいけない。たまたま今夜は風がないからか。
メニューを物色してロブスターのスープを注文しようとしたら品切れだという。それじゃあアクラ、と言うとそれもない。じゃあ何があるんだ、と訊くとほかのものはほぼある。頼みたかった料理がピンポイントでないとは。結局前菜はカニとcallalooのスープにした。
Crab backは蟹肉とハーブ、パン粉を混ぜて蟹の甲羅に詰めて焼いたもの。お味はまずまず。甲羅はともかくこれは応用できそうだ。
Callalooスープはまるでサーグだな、という印象なのだがあまりスパイスを感じない。なぜサーグだと思うのか不思議。
今日の魚はmahiだというのでパスして豚を選んだ。そういえば島に来て豚を食べるのは初めて。ローカル豚もあるようだがこのポークチョップは輸入かな。ソースが既製品のようで手抜き感が拭えない。ちゃんとローカル豚をシンプルに焼けばずっといいものができそう。
自称ランビのステーキは実はフライで、残念ながら油の質が良くない。ランビそのものと合わせてあるワインとクリームのソースは悪くないので残念。
せっかく縁あって来た店だが実力は今ひとつだし、ホールのスタッフも同様に水準がやや低い。全体的にその程度にまとまった店だということか。まあこういうこともあるさ。